ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンは2017年3月31日に進水する

『タス通信』より
2017年3月21日12時21分配信
【第2の「ヤーセン」型潜水艦は(2017年)3月31日に進水する】
モスクワ、3月21日/タス通信
第2の「ヤーセン」型多目的原子力潜水艦の進水は3月31日に行なわれる。
『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコは報道陣へ伝えた。
「(3月)31日です」
彼は質問に答えた。
以前、防衛産業企業体の情報提供者は、第2の「ヤーセン」~潜水艦「カザン」~はセヴェロドヴィンスクで3月30日に進水すると『タス通信』へ伝えた。
潜水艦は『セヴマシュ』において、改善されたプロジェクト885Mの下で2009年から作成されており、2018年にロシア海軍へ引き渡されなければならない。
第4世代多目的原子力潜水艦「ヤーセン」は、サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』により設計された。
プロジェクト885水中巡洋艦シリーズの1隻目「セヴェロドヴィンスク」は、2014年6月17日に海軍へ引き渡され、2016年春まで試験運用を行なっていた。
多目的原子力潜水艦「カザン」、「ノヴォシビルスク」、「クラスノヤルスク」、「アルハンゲリスク」、「ペルミ」は、改善されたプロジェクト「ヤーセン-M」の下で建造されている。
合計で、このプロジェクトの潜水艦7隻の建造が計画されている。
[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で起工されました。

[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]
「カザン」は北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]
以前には「カザン」は2017年3月30日に進水すると報じられていましたが、建造元の『セヴマシュ』総取締役ミハイル・ブドニチェンコ氏は、進水日は3月31日であることを明らかにしました。
[ロシア海軍の新世代原子力水中巡洋艦カザンは2017年3月30日に進水する]
「カザン」は、2018年にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
「ヤーセン」級シリーズ(原型1隻、改型6隻)は、2023年までに7隻がロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]
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