近代化改装される原子力水中巡洋艦オリョールは2017年4月末までにロシア海軍へ復帰する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年4月4日21時25分配信
【原子力多目的潜水艦「オリョール」は2017年4月末までに(ロシア)海軍へ復帰する】

2017年4月末までに(ロシア)海軍潜水艦部隊へ、修理と技術的準備状態の回復を終えたプロジェクト949A多目的原子力潜水艦「オリョール」が復帰する。
現在、原子力潜水艦「オリョール」は、セヴェロドヴィンスク企業『ズヴェズドーチカ』で修理作業の最終段階が行なわれている。
潜水艦は、一連の居住保障システム、電波工学兵装と航法機器を更新した。

原子力潜水艦「オリョール」は、北方艦隊潜水艦部隊の一員として任務を遂行する。

更に2017年には、プロジェクト667BDRM戦略用途ロケット水中巡洋艦「トゥーラ」プロジェクト877ディーゼルエレクトリック潜水艦「ドミトロフ」海軍への復帰が計画されている。

今年2月、潜水艦「トゥーラ」艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の造船台から出渠した。
現在も修理作業が続けられており、2017年第4クオーター(10月~12月)に完了する。
その先には、原子力潜水艦「ブリャンスク」の修理が待ち受けている。
第4世代原子力潜水艦の建造の課題は、造船プログラムの実現において第3世代原子力潜水艦(の修理)と相互にある。



プロジェクト949A巡洋潜水艦K-266は、1989年1月19日にセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所で起工されました。
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1991年、「セヴェロドヴィンスク」と命名されました。

1992年5月22日に進水し、同年7月3日、「原子力水中巡洋艦」に類別変更されました。
1992年10月6日から20日まで工場航海試験が実施され、同年10月30日から国家受領試験が実施されました。
1992年12月30日、ロシア海軍への納入証書へ署名され、海軍へ引き渡されました。

1993年1月20日、ロシア海軍旗を掲揚し、正式にロシア海軍へ就役しました。
1993年1月27日に北方艦隊原潜基地ザーパドナヤ・リッツァへ到着し、2月5日に北方艦隊第1潜水艦小艦隊・第11潜水艦師団へ編入されました。
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1993年4月6日、「オリョール」と改名されました。

「オリョール」Орелロシア語「鷲」という意味ですが、この場合は、ロシア連邦オリョール州から取られています。
K-266は、オリョール州政府の後援を受けています。

2000年8月に同型艦「クルスク」が爆沈した後、「オリョール」「クルスク」引き揚げの為の各種リハーサルに使われました。

2003年から2004年に掛けてロスリャコヴォ村第82艦船修理工場大型浮きドックPD-50で修理が実施され、推進軸が交換されました。
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2013年10月4日、バレンツ海有翼ミサイル「グラニート」を発射しました。
[ロシア北方艦隊はバレンツ海で巡航ミサイル発射訓練を実施した]

2013年11月、修理の為にセヴェロドヴィンスク市艦船修理工場『ズヴェズドーチカ』へ到着しました。
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[オスカーII級原潜オリョールはオーバーホールを行なう]

2014年4月、「オリョール」の寿命延長近代化改装の為の契約が締結されました。
[オスカーII級原潜オリョールは寿命延長工事を行なう]

同年4月23日、セヴェロドヴィンスク市艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」ドックへ入渠しました。
[オスカーII級原潜オリョールは寿命延長工事の為にドック入りした]
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2015年4月7日、溶接作業中に艦尾の外部非耐圧殻と内部耐圧殻の間で火災が発生しました。

[セヴェロドヴィンスクの修理工場で火災が発生した]
[修理中のロシア海軍原子力潜水艦オリョールで火災が発生した]
[ロシア海軍原潜オリョール火災事故・続報]
[ロシア海軍原潜オリョール火災事故・続報その2]
火災は4月7日14時14分に発生し、翌4月8日0時57分に完全に鎮火しました。
この間、火災が完全に鎮火できない為、「オリョール」が入っていたドックへの注水が行なわれました。

「オリョール」の改装工事は2015年4月中旬に再開されました。
[ロシア海軍の原潜オリョールの近代化改装工事は再開される]
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2016年10月3日、「オリョール」は再び進水しました。
[火災事故に遭ったロシア海軍北方艦隊の原子力水中巡洋艦オリョールは再進水した]

進水後は『ズヴェズドーチカ』の岸壁で改装工事の最終段階が行なわれており、2017年4月末までに修理を完了して復帰する予定です。

現在、ロシア海軍に在籍する8隻のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦の内、4隻が打撃有翼ミサイルを換装する大規模な近代化改装を行ないますが、「オリョール」は、この4隻には含まれていません。
(「オリョール」を含む北方艦隊所属の949Aは寿命延長近代化改装のみ)
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)4隻が近代化改装され、72基の巡航ミサイルを搭載する]


今回の発表で触れられていますが、「オリョール」の他に、戦略用途水中巡洋艦「トゥーラ」通常動力潜水艦「ドミトロフ」も2017年に復帰する予定です。
[2017年に3隻の潜水艦が修理を終えてロシア海軍へ復帰する]
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