ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月12日8時8分配信
【太平洋艦隊のヘリコプター乗員は大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の甲板への着艦に取り組んだ】

太平洋艦隊海軍航空隊航空基地の乗員は、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の甲板からの発艦と着艦へ取り組んだ。

太平洋艦隊の海洋射爆場における訓練飛行実施中に、艦載ヘリコプターの飛行士は、一昼夜の明るい時間と暗い時間に、停止および航行中の艦への約30回の着艦を行なった。

戦闘訓練活動の枠組みにおいて、甲板への着艦に加え、ヘリコプター乗員は、仮想敵潜水艦の捜索と追跡の戦術動作、更には対潜任務遂行下での艦の乗組員との連携活動へ取り組んだ。
更に、電波工学兵装、対空防衛複合体、通信システムと航空機管理システムを点検する目的で艦の上空飛行が行なわれた。

艦の乗組員と飛行士との間の連携への取り組みは、船員と飛行士の専門的な訓練要素の1つである。
艦への着艦は、海軍航空隊の飛行士の訓練で最も困難な種類である。
最初に飛行士は、飛行場と、更に飛行ルート上での飛行へ取り組み、その後でのみ艦への着艦が許される。

ヘリコプター乗員の訓練プログラムでは、夜間の飛行へ特に注意が払われた。
ヘリコプター乗員は、計器使用下で着艦へのアプローチを行ない、海上を飛行し、空中から艦をカバーした。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2016年3月末にウラジオストクを出航し、東南アジア及び太平洋海域への遠洋航海を実施しました。
[大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ遠距離航海(2016年3月-8月)]

この遠洋航海中の2016年4月中旬にはアジア太平洋地域国際海軍演習『コモド-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフが参加した国際演習『コモド-2016』は終了した]

2016年5月には国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加する]

2016年7月にはハワイ沖まで行きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはハワイ沖へ現れた]

2016年8月8日にウラジオストクへ帰港しました。



その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようです。

2017年4月4日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は久々に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対潜戦闘及び機雷掃討訓練を行なった]
対潜戦闘訓練にはソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ基地に駐留する海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142M3と、沿海地方ニコラエフカ基地に駐留する対潜哨戒機Il-38も参加し、更に、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦(キロ級)が「敵役」を務めました。

翌4月5日には、対水上、対空砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で砲撃訓練を行なった]

そして4月11日~12日には太平洋艦隊海軍航空隊航空基地艦載ヘリコプターKa-27が、出航した大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で発着艦訓練を行ないました。
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この航空基地は、沿海地方ニコラエフカの事でしょう。
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なお、ニコラエフカ基地に駐留する対潜哨戒機Il-38は、4月11日に日本海上空を飛行しています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年4月11日発表
【ロシア機の日本海及び太平洋における飛行について】
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