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ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年4月15日18時52分配信
【ブリテンのフリゲートはラマンシュ海峡でロシア艦に同行する】
ロンドン、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ、デニス・ヴォロシロフ

グレートブリテン海軍警備艦は土曜日の夜にブリテン沿岸付近の通航を計画しているロシア艦グループへ同行する。
連合王国国防省は発表した。

「警備艦(フリゲート)サザランドは、本日、ラマンシュ海峡(英仏海峡)を夜に通過すると予想されるロシア戦闘艦へ同行します。
同艦は、4月14日・金曜日早朝に北海からパ・ドゥ・カレー海峡へ移動中のロシア艦を発見しました。
ロシアの警備艦は、ステレグーシチー級のソーブラジテルヌイとボイキーであり、遅れて支援給油船と曳船が合流します。
サザーランドは、移動するグループがグレートブリテン領海へ近づくにつれ、その監視を続けます」
国防省
のプレスリリースでは、こう述べられた。

同省のトップ、マイケル・ファロンは、ブリテン海軍は全ての可能な手段を用いてロシア海軍の動向を密接に監視していると表明した。

「王立海軍は、ブリテンを護る為の全ての準備と警戒を維持しております。
我々の軍は、その進路と速度へ追尾する為、最良のレーダーを使用し、各艦の動向を監視しています」

声明は、ファロンの談話を伝えた。

警備艦(フリゲート)「サザランド」艦長アンドリュー・カナルによると、このような行動は、海軍にとってはルーチンワークである。



プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531)は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]

2012年7月29日に親衛海軍旗を授与され、親衛艦となりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2012年7月28日
【海軍記念日にコルベット「ソーブラジテルヌイ」は親衛艦となる】

プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役しました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]


「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」は、昨年(2016年)10月も北大西洋へ進出しています。
(10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]


2017年4月7日、2隻のコルベットは、支援船2隻と共に北大西洋への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット2隻は北大西洋へ向かった]

[バルト艦隊艦船支隊]
親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」
コルベット「ボイキー」
救助曳船SB-123
中型海洋給油船「コラ」


今回は曳船給油船も連れているので、長期の航海になるようです。

4月10日には対潜戦闘訓練と、乗艦している海軍歩兵部隊の対テロ戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は対潜戦闘訓練を行なった]

4月14日までにカテガット海峡スカゲラク海峡を通過し、北海へ出ました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はカテガット海峡とスカゲラク海峡を通過して北海へ出た]

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北海へ入った後、バルト艦隊艦船支隊は、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。

この為、イギリス海軍フリゲート「サザランド」バルト艦隊艦船支隊の監視に当たる事になりました。
『連合王国国防省公式サイト』より
2017年4月15日配信
【HMSサザーランドは、連合王国沿岸を通過する2隻のロシア軍艦に同行する】
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