ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年4月20日17時37分配信
【バルト艦隊艦船支隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了した】
コルベット「ボイキー」、「ソーブラジテルヌイ」、海洋曳船MB-123、給油船「コラ」で構成され、遠距離航海中のバルト艦隊艦船支隊は、パ・ド・カレー海峡とラマンシュ海峡(英仏海峡)の通過を完了した。
戦闘演習任務の遂行中に乗組員は北大西洋で燃料の在庫の補充を行ない、艦の計画点検を実施した。
この為に、給油船「コラ」と曳船MB-123が関わった。
艦船支隊の遠距離後継計画の枠組みにおいて、合同機動演習を実施した。
乗組員は、仮想敵潜水艦の捜索と探知へ取り組んだ。
組織的な対潜防衛演習には、コルベットの艦上に駐留するヘリコプターKa-27PLが関与していた。
艦船支隊は4月7日にバルチースク港を去り、世界の大洋における海軍の定期的な存在の枠組みにおいて大西洋へ進路を取った。
プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531)は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
2012年7月29日に親衛海軍旗を授与され、親衛艦となりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2012年7月28日
【海軍記念日にコルベット「ソーブラジテルヌイ」は親衛艦となる】
プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役しました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]
「ソーブラジテルヌイ」と「ボイキー」は、昨年(2016年)10月も北大西洋へ進出しています。
(10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]
2017年4月7日、2隻のコルベットは、支援船2隻と共に北大西洋への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット2隻は北大西洋へ向かった]
[バルト艦隊艦船支隊]
親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」
コルベット「ボイキー」
救助曳船SB-123
中型海洋給油船「コラ」
今回は曳船と給油船も連れているので、長期の航海になるようです。
4月10日には対潜戦闘訓練と、乗艦している海軍歩兵部隊の対テロ戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は対潜戦闘訓練を行なった]
4月14日までにカテガット海峡とスカゲラク海峡を通過し、北海へ出ました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はカテガット海峡とスカゲラク海峡を通過して北海へ出た]

北海へ入った後、バルト艦隊艦船支隊は、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かった]
そして4月20日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
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