ロシア海軍の将来原子力駆逐艦リデルの建造計画は中止されていない

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年4月26日21時27分配信
【情報筋:駆逐艦「リデル」は未だ国家軍備プログラムに残されている】

4月26日・水曜日、メディアから、将来駆逐艦プロジェクト23560「リデル」が『2025年までの国家軍備プログラム』から除外されたという情報が出てきた。
『海軍産業』(フロートプロム)と対談した海軍分野の業界の情報提供者は、この情報に反論したが、プロジェクトへの資金供給は実際に減らされており、その実現時期が移動する事は避けられないと付け加えた。


期限は延期されることになるが、艦は国家軍備プログラムから除外されておらず、それは必要なままであり続ける。
プロジェクトに近い専門家は『海軍産業』へ伝えた。
彼は、新たな実現時期は4月27日に定められると付け加えた。

もう1人の業界の情報提供者は、北方計画設計局クリロフ国立研究センターで行なわれている作業は充分な量ではあるが、造船業全体の資金供給の削減の為、時期はずれ込む事になると指摘した。

「私共は作業を続行しておりますが、その実現は資金供給に直接依存します。
イニシアチブは殆ど働いていません」

彼は説明した。

『海軍産業』の3人目の対談者は、この情報を確認した。
彼によると「造船プログラムにおいて、国家軍備プログラムの枠組み内でプロジェクトを支える為、リデルには幾ばくかの資金が拠出されています」

「そして、我々は、その到来を待つ事になります。
指導部が決定した時、設計と建造は続けられます」

情報提供者は締結した。


[『海軍産業』参照]
以前、艦の建造の為に『北方造船所』が選ばれたと報じられた。
同社は、駆逐艦建造の為も含め、生産能力の近代化の実施を計画している。
『サンクトペテルブルク・ビジネス』が報じたように、3月に造船所は近代化の第1段階の為の入札を公表しており、競争の結果は未だ公表されてない。

駆逐艦のトップの起工は、2017年末に計画されていた。

草案設計によると、駆逐艦「リデル」の排水量は17500トン、全長-200メートル、幅-20メートル、速力-30ノット、自立行動期間-90日。
更なる報道では、無制限の航続距離の為の原子力推進装置と、60基の対艦有翼ミサイル、128基の高射ミサイル、16基の対潜ミサイルの為のプラットフォームを装備する。



[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]
[ロシア海軍将来駆逐艦概念設計案・プロジェクト23560E「シクヴァル」]

ロシア海軍は、2000年代後半以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

当初、将来駆逐艦「リデル」は、原子力推進通常動力(ガスタービン)の2タイプの設計が進められていました。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]

しかし現在では将来駆逐艦「リデル」の動力は、ほぼ原子力推進に決まっています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級は原子力推進となる]
[ロシア海軍の為の将来駆逐艦リデルは原子力推進となる]

原子炉将来原子力空母と同型になるようです。
[ロシア海軍将来原子力空母は原子炉RITM-200を搭載するかもしれない]
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「リデル」の排水量は、前のクラス(プロジェクト956駆逐艦、約8000トン)よりも遥かに大きくなり、その打撃力は巡洋艦に匹敵すると述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルは巡洋艦に匹敵する攻撃力を有する]

「リデル」の上部構造物には複合材料の使用も検討されています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級の上部構造物は非金属複合材料で造られるかもしれない]

2015年6月、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「リデル」の建造は2019年から開始されると述べました。
[ロシア海軍の為の将来駆逐艦リデル級の建造は2019年に開始される]

2015年7月、『統合造船業営団』国家防衛発注局取締役アナトーリー・シレモフ氏は、「リデル」の設計原案は2016年には纏まり、起工は早くて2018-2019年になると述べています。
[ロシア海軍の新型駆逐艦プロジェクト23560リデルの設計原案は2016年に出来上がる]

2015年12月、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフ氏は、2018年に「リデル」建造の為のプレートカットが開始されると発言しました。
[ロシア海軍の将来駆逐艦リデル級は2018年から建造を開始する]

「リデル」は、ロシア連邦『2018-2025年の国家軍備プログラム』の枠組みにおいて起工されます。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級は『2018-2025年の国家軍備プログラム』において建造される]
[ロシア海軍の新世代原子力駆逐艦リデル級の1番艦は2019年に起工される]

「リデル」の設計を担当する『北方計画設計局』は、実際にロシア海軍向けとして建造される艦の設計へ着手します。
(これまでに公開されている模型は、「リデル」の概念設計案「シクヴァル」のものであり、このままの形で建造されるわけではない)
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級の本格的な設計作業が始まる]
[ロシア海軍の将来原子力駆逐艦リデル級の本格的な設計作業は2017年に始まる]
[ロシア海軍の為の将来原子力駆逐艦リデル級の設計が始まる]

「リデル」級駆逐艦は8隻の調達が予定されています。
[ロシア海軍は太平洋艦隊と北方艦隊の為に合計8隻の新世代原子力駆逐艦リデル級を発注する]

『統合造船業営団』副総裁イーゴリ・ポノマリョフ氏は、ロシアの造船所は、複数(2隻以上)の「リデル」級駆逐艦を同時に建造する事が可能であると発言しています。
[ロシアの造船所はロシア海軍の為の将来原子力駆逐艦リデル級を複数同時に建造できる]


2017年4月末、ロシアの一部のメディアは、「リデル」級駆逐艦ロシア連邦『2018-2025年の国家軍備プログラム』から除外された(つまり、建造計画は中止)と報じました。

しかし、今回の記事に登場する造船業界の情報提供者3名は、何れも「リデル」『2018-2025年の国家軍備プログラム』から外されたわけでは無いと反論しています。
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ただし、資金面の問題により、建造時期が遅れる可能性は否定していませんが・・・
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