ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はセーヌ湾で洋上給油を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年4月27日14時53分配信
【バルト艦隊艦船支隊は海上で物資を補充した】
コルベット「ボイキー」、「ソーブラジテルヌイ」、海洋曳船MB-123、給油船「コラ」で構成され、世界の大洋での海軍の定期的存在の枠組みにおける遠距離航海任務を遂行しているバルト艦隊艦船支隊は、セーヌ湾で燃料の在庫の補充を行なった。
支隊の乗組員の構成に含まれている海軍歩兵部隊は、無防備の泊地に停泊する艦船の安全保障の為、複合対水中工作活動を実施した。
現在、支隊はバルト海へ向かっている。
艦の乗組員は、移動航路上で仮想敵潜水艦を発見する為、標準的手段を用いた対潜活動へ取り組んでおり、艦上ヘリコプターKa-27乗員は空中偵察を行ない、対潜任務を遂行している。
4月7日にバルチースク港から始まった航海で、支隊は2500海里以上を航行した。
プロジェクト20380コルベットの2番艦「ソーブラジテルヌイ」(531)は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
2012年7月29日に親衛海軍旗を授与され、親衛艦となりました。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2012年7月28日
【海軍記念日にコルベット「ソーブラジテルヌイ」は親衛艦となる】
プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役しました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]
「ソーブラジテルヌイ」と「ボイキー」は、昨年(2016年)10月も北大西洋へ進出しています。
(10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]

2017年4月7日、2隻のコルベットは、支援船2隻と共に北大西洋への遠距離航海へ出発しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット2隻は北大西洋へ向かった]
[バルト艦隊艦船支隊]
親衛コルベット「ソーブラジテルヌイ」
コルベット「ボイキー」
救助曳船SB-123
中型海洋給油船「コラ」
4月10日には対潜戦闘訓練と、乗艦している海軍歩兵部隊の対テロ戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は対潜戦闘訓練を行なった]
4月14日までにカテガット海峡とスカゲラク海峡を通過し、北海へ出ました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はカテガット海峡とスカゲラク海峡を通過して北海へ出た]
北海へ入った後、バルト艦隊艦船支隊は、ラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はラマンシュ海峡(英仏海峡)へ向かった]
4月20日までにラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]
そして4月27日にはセーヌ湾で中型海洋給油船「コラ」から洋上給油を行ないました。

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