ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した

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『インタファクス』より
2017年5月2日18時4分配信
【ヘリコプター「カトラン」の海洋試験は成功と認められた】
モスクワ、5月2日、インタファクス・ロシア

艦上偵察-打撃ヘリコプター「カトラン」は、予備海洋試験を成功裏に実施した。
『インタファクス』ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』広報サービスより伝えられた。

「ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(国営法人『ロシアン・テクノロジー』に加入)が製造したヘリコプターKa-52Kは、海洋試験の第1段階を完了しました。
現在、機体は株式会社『カモフ』の基地に在り、困難な気象条件下での任務遂行後のヘリコプターの各ユニットの専門家による完全な評価が行なわれています」

広報サービス担当者は話した。

彼によると、2016年末から2017年初頭に行なわれたこの段階の試験には、2機のヘリコプターKa-52Kが参加した。

「司令部から与えられた任務遂行の結果、ヘリコプターの試験は成功と認められます」
ホールディングス
は強調した。
「Ka-52Kは、海洋条件での試験野第1段階を完了しました。
その結果、機体は航空巡洋艦の艦上へ配置し、成功裏に指示された任務を遂行する事が可能であるとの結論が出ました」


「ヘリコプターはユニークな特性を有しておりますが、しかし、海上航行の際、そのエンジン、ユニット、アビオニクス、管理システム及び兵装が、海洋環境下でどのように動作するのかを理解する為には不十分です。
設計局の作業は、試験の枠組みで、航空艦におけるものを含めて続けられます」
『ロシアン・ヘリコプターズ』
の販売担当副総取締役ウラジスラフ・サヴェリエフは指摘した。

ヘリコプターKa-52K「カトラン」は、株式会社『カモフ』が開発した海洋ヘリコプターの生産ラインの延長であり、ロシア海軍へ軍備採用される。
このラインには、次のようなヘリコプターが含まれる:Ka-25、K-27、Ka-29、Ka-31

[ヘリコプターの任務]
Ka-52K
は、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊の火力支援、戦術的縦深を持つ最前線での対上陸防衛の課題の解決の為に意図されている。
現代的な機上機器は、海上での位置が不明な場合のヘリコプターの航法を保障する。

基本モデルとKa-52Kは、重兵装の配置の為の短縮折り畳み式翼と折り畳みローター機構の存在が異なっており、船倉(格納庫)へコンパクトに配置する事を可能にする。
寸法が小さくなったヘリコプターKa-52Kは、艦へ配置されるヘリコプターの最大可能機数の増加を可能にする。

以前、ロシア最新艦上偵察-打撃ヘリコプターKa-52「カトラン」は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海の枠組みで試験飛行を成功裏に行ったと報じられた。

「それは未だ試験飛行が行なわれておりますが、海軍航空隊の一員としての兵器使用の能力、ヘリコプター自身の能力が非常に高い事は明白であります」
航空母艦
の艦長セルゲイ・アルタモノフは、テレビ局『ロシア-24』が放送したドキュメンタリー番組において話した。
番組は、ロシア連邦海軍打撃艦グループシリア沖への航海を取り上げたものである。

「Ka-52の海上での動作状態は、実に称賛に値する特性を示しております」
セルゲイ・アルタモノフ
は述べた。

「このヘリコプターの信頼性は、様々な条件下において戦闘安定性を保障できる事を期待させてくれます」
巡洋艦
の艦長は話した。

番組では、カモフ記念試験設計局の飛行士により行なわれた「アドミラル・クズネツォフ」の甲板からの「カトラン」の試験飛行が紹介されている。

ロシア連邦海軍打撃艦グループは、遠距離航海でシリア沖の戦闘任務を遂行した後、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ戻ってきた。



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艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

そして結局、「ミストラル」級ヘリ空母へ搭載される筈だったKa-52Kは、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この間、2016年11月中旬から2017年1月初頭まで約2ヶ月ほどシリア沖に滞在し、シリア領内のテロ組織(イスラム国アル=ヌスラ戦線)への空爆作戦に参加しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

今回のシリア遠征において、「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機Su-33、艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB、救難ヘリコプターKa-27PS、対潜ヘリコプターKa-27PL、輸送戦闘ヘリコプターKa-29、早期警戒ヘリコプターKa-31、艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kを合計で約40機程度搭載しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]



「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれているようです。

Ka-52Kは、今後も艦上でのものを含めて飛行試験を継続するとの事ですが、「アドミラル・クズネツォフ」は今年から近代化改装を開始するので、他のヘリコプター搭載艦、例えばプロジェクト1155大型対潜艦などで試験が行なわれるのでしょうか。
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