ロシア海軍向けの艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの量産は2020年に始まる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年5月5日10時8分配信
【ヘリコプター「カトラン」の量産は2020年に開始する計画である-ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』総取締役】
アルセーニエフ(沿海地方)、5月5日、インタファクス-AVN

艦上偵察-打撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(「アリガートル」の海洋ヴァージョン)の量産は、2020年には開始できる。
ホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』(国営法人『ロシアン・テクノロジー』に加入)のトップ、アンドレイ・ボギンスキーは述べた。

「それは2020年近くになると思います、20年の変わり目には仕上がるでしょう。
仕上げは膨大な量ですが、私共は、その準備を整えております。
全ては、ロシア連邦国防省の我々の同僚に依ります」

金曜日、アンドレイ・ボギンスキーは、公開株式会社『アルセーニエフ航空機会社N.I.サズーキン記念「プログレス」』(AAK『プログレス』、沿海地方)への出張中に報道陣へ話した。

以前、ヘリコプターKa-52Kを製造するホールディングス『ロシアン・ヘリコプターズ』は、海洋試験の第1段階を完了したと発表した。
現在、機体は株式会社『カモフ』の基地に在り、困難な気象条件下での任務遂行後のヘリコプターの各ユニットの専門家による完全な評価が行なわれている。

ヘリコプターKa-52K「カトラン」は、株式会社『カモフ』が開発した海洋ヘリコプターの生産ラインの延長であり、ロシア海軍へ軍備採用される。
このラインには、Ka-25、K-27、Ka-29、Ka-31のようなヘリコプターが含まれる。

Ka-52Kは、パトロール、沿岸へ上陸する揚陸部隊の火力支援、戦術的縦深を持つ最前線での対上陸防衛の課題の解決の為に意図されている。
現代的な機上機器は、海上での位置が不明な場合のヘリコプターの航法を保障する。

基本モデルとKa-52Kは、重兵装の配置の為の短縮折り畳み式翼と折り畳みローター機構の存在が異なっており、船倉(格納庫)へコンパクトに配置する事を可能にする。
寸法が小さくなったヘリコプターKa-52Kは、艦へ配置されるヘリコプターの最大可能機数の増加を可能にする。

以前、ロシア最新艦上偵察-打撃ヘリコプターKa-52「カトラン」は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」地中海への航海の枠組みで試験飛行を成功裏に行ったと報じられた。



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艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」(空軍のKa-52「アリガートル」の艦載機型)の試作1号機は、2015年3月7日に沿海地方で初飛行しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試作1号機が初飛行した]

Ka-52Kは、元々はロシアフランスへ発注した2隻の「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の搭載機として開発されたのですが、フランスウクライナ情勢に関連して艦の引き渡しを凍結しました。

2015年8月5日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンフランス大統領フランソワ・オランドは電話で会談し、「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の建造・供給契約の終了(破棄)を決定しました。
[ロシアとフランスはロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約を終了させた]
[ロシア海軍向けミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦の契約終了によりフランスはロシアへ9億4975万4849ユーロを支払う]
[ロシア海軍向けだった2隻のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦から取り外されたロシア製機器は全てロシアへ到着した]
その後、2隻の「ミストラル」級エジプトへ売却されました。

しかし、「ミストラル」級の動向とは関係なしにKa-52Kの開発と生産は続行されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの開発と生産は続行される]

Ka-52Kには、対艦ミサイルKh-35(ウラン)及び対レーダー/対艦ミサイルKh-31の運用能力が付与されます。
[ロシア海軍の為の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kは対艦ミサイルの運用能力を付与される]
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは最新鋭の目標探知システムを装備する]

そして結局、「ミストラル」級ヘリ空母へ搭載される筈だったKa-52Kは、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」へ搭載されることになりました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランは空母アドミラル・クズネツォフへ搭載される]


北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」を中核とする航空打撃艦グループは、2016年10月15日にセヴェロモルスク基地を出航し、2017年2月8日に帰投しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

この間、2016年11月中旬から2017年1月初頭まで約2ヶ月ほどシリア沖に滞在し、シリア領内のテロ組織(イスラム国アル=ヌスラ戦線)への空爆作戦に参加しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

今回のシリア遠征において、「アドミラル・クズネツォフ」は、艦上戦闘機Su-33、艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB、救難ヘリコプターKa-27PS、対潜ヘリコプターKa-27PL、輸送戦闘ヘリコプターKa-29、早期警戒ヘリコプターKa-31、艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kを合計で約40機程度搭載しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは40機程度の搭載機を有する]

艦上攻撃ヘリコプターKa-52K「カトラン」は2機の試作機「アドミラル・クズネツォフ」に搭載され、シリア沖で各種試験に従事しました。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kの試験はシリアで行なわれた]



「アドミラル・クズネツォフ」が帰投した後、2機のKa-52K試作機『カモフ』本社へ送られ、調査と分析が行なわれているようです。
[ロシア海軍の艦上攻撃ヘリコプターKa-52Kカトランの海洋試験第1段階は完了した]


ロシア海軍向けのKa-52Kの量産は、現在の所は2020年頃からの開始が見込まれているようです。

この他にKa-52Kは、エジプトへ売却された元ロシア海軍向け「ミストラル」級ヘリ空母の艦載機として同国への売り込みが行なわれており、エジプトが購入を決定すれば、ロシア海軍向けよりも早く量産が始まる事になるでしょう。
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