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ロシア海軍の為の新世代偵察艦イワン・フルスはサンクトペテルブルクで進水した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年5月16日12時33分配信
【『北方造船所』で新世代通信船「イワン・フルス」が進水した】
サンクトペテルブルク、5月16日-ロシア通信社ノーボスチ

造船工場『北方造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で、火曜日に新世代通信船プロジェクト18280の2隻目となる「イワン・フルス」が進水した。
『ロシア通信社ノーボスチ』特派員は報告した。

「今日、私達は、通信船イワン・フルスを進水させました。
これはシリーズの2番艦です。
1隻目のユーリー・イワノフは、今、海軍において任務を遂行しております」
ロシア連邦海軍
造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフは式典で話した。

『北方造船所』総取締役イーゴリ・ポノマリョフが述べたように、同艦のロシア連邦海軍への引き渡しは2017年11月に計画されている。

以前に造船所が発表したように、「イワン・フルス」の係留試験は5月末に開始される。

プロジェクト18280船は、通信の保障、艦隊の統制、電波偵察を行う為に意図されている。
その全長は95メートル、幅16メートル、速力16ノット、航続距離8000海里、乗組員131名。
その戦術-技術的特性のおかげで、それは前世代の同類よりも著しく優秀である。

通信船は、艦内電力の効率と操作特性を著しく改善しており、管理機器装置と兵装の大幅な自動化が導入されている。

「イワン・フルス」プロジェクト18280の最初の生産船である。
プロジェクト18280艦を開発したのは、公開株式会社『中央設計局アイスベルク』(サンクトペテルブルク)である。
船は2013年11月に起工された。

同プロジェクトの1番船「ユーリー・イワノフ」は2014年12月にロシア海軍へ引き渡された。



ロシア海軍新世代偵察艦プロジェクト18280の2番艦「イワン・フルス」は、サンクトペテルブルク『北方造船所』で2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

そして起工から3年半後の2017年5月16日に進水しました。



今後、「イワン・フルス」は2017年5月末に造船所の岸壁で係留試験を開始し、洋上試験を行なった後、2017年11月にロシア海軍へ引き渡される予定です。

「イワン・フルス」は、さる4月27日にトルコ沖で民間船と衝突して沈没した偵察艦「リマン」の代わりとして、黒海艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍黒海艦隊の偵察艦リマンはイスタンブール沖で民間船と衝突し沈没した]


プロジェクト18280偵察艦の1番艦「ユーリー・イワノフ」は、2014年12月末にロシア海軍へ納入され、2015年7月26日に海軍旗初掲揚式典を開催して正式に就役しました。
2015年11月に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着し、現在は北方艦隊の一員として任務を遂行しています。
[ロシア海軍最新鋭偵察艦ユーリー・イワノフは北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着した]
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