ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は大西洋へ向かった


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年6月8日15時2分配信
【バルト艦隊艦船支隊は、演習を行なう為に大西洋へ向かう途中でスカンジナビア海峡を通過する】
モスクワ、6月8日、インタファクス-AVN
バルト艦隊のコルベット「ボイキー」と「ステレグーシチー」は、機動演習を行なう為に北大西洋へ向かう途中でスカンジナビア海峡を通過する。
西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は発表した。
「コルベット・ボイキーとステレグーシチーで構成され、遠距離航海中のバルト艦隊艦船支隊は、北大西洋とバルト海を結ぶカテガット、スカゲラク海峡の通過を始めました」
木曜日にローマン・マルトフは『インタファクス-AVN』へ話した。
大西洋で、艦は合同機動及び隊列を組んで通信演習を行なう。
戦闘班は、仮想敵の水上艦及び潜水艦の捜索及び探知を行なう。
コルベットに在る艦隊の海軍航空隊の艦載ヘリコプターKa-27PL乗員は、定期飛行と、投下式水中音響ステーション(ソナー)を使用した対潜演習を実施する。
コルベットは6月4日にバルチースクを去り、世界の大洋での定期的な海軍の存在の枠組みで大西洋へ進路を取った。
プロジェクト20380コルベットの1番艦「ステレグーシチー」(550)は2001年12月21日に起工され、2006年5月16日に進水し、2007年11月14日に納入され、2008年2月27日に就役しました。
[新型コルベット「ステレグーシチー」はロシア海軍へ納入された]
[ロシア最新鋭ステルス・コルベット「ステレグーシチー」、バルト艦隊編入]
プロジェクト20380コルベットの3番艦「ボイキー」(532)は2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水し、2013年5月16日に就役しました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]
「ボイキー」は、昨年(2016年)10月にも北大西洋へ進出しています。
(2016年10月初頭にバルチースクを出航し、10月22日に帰港)
[ロシア海軍バルト艦隊の最新コルベット2隻は北大西洋から戻ってきた]
今年4月にも北大西洋へ進出しました。
(2017年4月7日バルチースクを出航し、5月1日に帰港)
[コルベット「ソーブラジテルヌイ」と「ボイキー」の北大西洋遠征(2017年4月)]
「ステレグーシチー」は、2013年6月~7月に合同演習の為にフランスを訪問しています。
(2013年6月14日にバルチースクを出航し、7月15日に帰港)
[コルベット「ステレグーシチー」は遠距離航海から戻った]
そして2017年6月4日、「ボイキー」と「ステレグーシチー」はバルチースクを出航し、北大西洋へ向かいました。
6月8日にはカテガット海峡へ入りました。

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