ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年11月に黒海艦隊基地へ到着する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2017年6月10日18時50分配信
【最新フリゲート「アドミラル・マカロフ」は年末に黒海艦隊水上艦部隊へ補充される】

最新のプロジェクト1135.6フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、2017年11月に黒海艦隊水上部隊へ補充される。
軍備担当の海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、海軍水上部隊の更新全般の問題に関する議論を行なった海軍総司令部での審議会の作業の結果、こう述べた。
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プロジェクト1135.6フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、全段階の試験及び物資の準備を完了した後、バルト艦隊から黒海艦隊への艦隊間移動を行ない、今年11月に黒海艦隊の常時駐留場所への回航が計画されている。

「黒海艦隊の水上構成の更新は、海軍総司令部の計画及び国家軍事造船プログラムに沿って進められております。
高精度ミサイル兵器複合体を装備した次のプロジェクト1135.6フリゲートの黒海艦隊への加入は、同艦隊が、その作戦担当ゾーンで、より効果的に任務を遂行する事を可能にします」
ヴィクトール・ブルスク中将
は強調した。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」は、沿バルト造船工場『ヤンターリ』で2012年2月29日に起工され、2015年9月2日に進水した。
これは、株式会社『北方計画設計局』により開発され、ロシア連邦国防省の発注下で沿バルト造船工場『ヤンターリ』が建造したプロジェクト1135.6フリゲートシリーズの3番艦である。

艦のシリーズの最初の2隻~警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」及び「アドミラル・エッセン」は、2016年の3月11日及び6月7日に海軍へ引き渡され、現在は黒海艦隊の一員として任務を遂行している。



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[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

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プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード『ヤンターリ』造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後の2015年9月2日に進水しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した]

2016年4月1日、造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの係留試験が始まった]

2016年7月9日に『ヤンターリ』造船所からバルチースク海軍基地へ移動しました。
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7月29日、工場航行試験が開始されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの航行試験が始まった]

工場航行試験は9月下旬までに終了し、10月7日からは最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフの国家受領試験が始まった]

10月16日、「アドミラル・マカロフ」は、有翼ミサイル「カリブル」などの兵装試験を実施する為、バレンツ海方面の移動を開始しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にバレンツ海へ向かった]

10月24日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフは兵装試験の為にセヴェロモルスクへ到着した]

11月初頭にはバレンツ海で沿岸目標への有翼ミサイル「カリブル」発射試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバレンツ海で巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

その後も各種兵装の射撃試験が実施されました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのバレンツ海における兵装試験は完了した]

バレンツ海での試験を終えた「アドミラル・マカロフ」は、11月25日にバルチースクへ戻りました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフは北方での兵装試験を終えてバルチースクへ戻った]

12月8日からバルト海で最終洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新警備艦アドミラル・マカロフはバルト海で最終洋上試験を行なう]

この試験が終わった後、2016年12月末にロシア海軍へ引き渡される筈だったのですが、年末までに試験は終了せず、2017年1月以降も試験は続けられる事になりました。
[第3のプロジェクト11356R警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフのロシア海軍への引き渡しは延期された]

1月16日までにバルト海高射ミサイル複合体「シチーリ-1」の発射試験が実施されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦3番艦アドミラル・マカロフはバルト海で艦対空ミサイルの発射試験を行なった]

試験後、「アドミラル・マカロフ」は、一旦『ヤンターリ』造船所へ戻ってきました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356R警備艦アドミラル・マカロフは艦対空ミサイル発射試験後にカリーニングラード造船所へ戻った]

2017年4月1日、「アドミラル・マカロフ」『ヤンターリ』造船所からバルチースク基地へ移動しました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフの洋上試験の最終段階が始まる]

その後、バルト海へ出航して高射ミサイル複合体「シチーリ-1」などの試験を行ない、4月28日にはバルト艦隊の防空演習へ参加しました。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフはバルト艦隊の防空演習へ参加した]

「アドミラル・マカロフ」ロシア海軍への引き渡しは、2017年6月に予定されています。
[プロジェクト11356R警備艦の3番艦アドミラル・マカロフは2017年6月にロシア海軍へ引き渡される]

「アドミラル・マカロフ」は、2017年11月に黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着します。


昨年に就役した同型艦2隻~「アドミラル・グリゴロヴィチ」「アドミラル・エッセン」は、現在、地中海東部に居ます。
[巡航ミサイル"カリブル"を搭載するロシア海軍黒海艦隊の2隻のフリゲートと1隻の潜水艦は地中海東部に留まる]


なお、建造工事が中断していたプロジェクト11356R4番艦以降の3隻は、以前にはインドへ売却されるとも言われていましたが、2018年から工事が再開される事になりました。
[ロシア海軍バルト艦隊向けとなるプロジェクト11356Rフリゲートの建造工事は2018年に再開される]
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