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ロシア海軍は2020年までに51隻の新型水上艦と24隻の新型潜水艦を取得する

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『イタル-タス通信』より
【2020年までにロシア連邦海軍の編制へ51隻の最新戦闘艦及び24隻の潜水艦が加わる】
セヴェロドヴィンスク、7月30日/イタル-タス通信 アレクサンドル・プロコペンコ、クセーニヤ・カミンスカヤ

2020年までにロシア連邦海軍の編制へ51隻の最新戦闘艦及び24隻の潜水艦が加わる。
ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン「海軍装備に関する国家軍備プログラムの実施」会議において、こう述べた。

「2020年までに海軍の編制へ51隻の最新水上戦闘艦、そして16隻の多用途潜水艦が加わります」
彼は述べた。
更に、大統領によれば、2020年までに海軍の編制へ8隻の原子力水中ロケット艦「ボレイ」プロジェクトが加入する。

プーチンは、2020年までの新たな外観の海軍の形成には、約4兆5000億ルーブルが割り当てられる事を想起した。
「より正確には、4兆4000億ルーブルです。これは、国家軍備プログラムの23.4パーセントに当たります」
国家元首は述べた。

彼は、49隻の艦と全ての潜水艦が、国内の造船所で建造される事を指摘した
「特に注意を払わなければならないのは、そう、この件に関する全ての憶測を永遠にストップさせる事です。
我が海軍が、外国の造船所で建造されるなどという」

プーチンは述べた。
「実質的に、ロシアの産業への全ての量の発注を私達は受け取ります」

この点に関し、国家元首は、新世代艦の大量建造の再開は、造船所及び他の企業の近代化を伴う必要が有る事を指摘した。
このような理由から、彼は、近い内に、どの程度のものになるのかを計算する必要があると述べた。
「資金は有りますが、賢明な支出を行なう必要があります」
大統領は述べた。
「失敗は許されません」
(2012年7月30日19時07分配信)


[2011-2020年のロシア兵器プログラムにおけるロシア海軍の艦艇調達数]
[ロシア国防省は、戦略原潜ボレイ級8隻と多用途原潜ヤーセン級8隻を2020年までに調達する]

「8隻の原子力水中ロケット艦」は、プロジェクト955「ボレイ」級戦略原子力潜水艦を指しています。

「16隻の多用途潜水艦」は、以下の3タイプの事でしょう。

・プロジェクト885「ヤーセン」級多用途原子力潜水艦
・プロジェクト677「ラーダ(改)」非核動力潜水艦
・プロジェクト06363(改キロ級)非核動力潜水艦


「51隻の水上艦」の内「49隻が国内で建造される」と述べていますが、他の2隻は、フランスで建造されるヘリコプター空母「ミストラル」型を指しています。

おそらく、「51隻の水上艦」の内訳は、こうでしょう。

・「ミストラル」型ヘリコプター空母4隻
・「アドミラル・ゴルシコフ」型(プロジェクト22350)フリゲート8隻
・「アドミラル・グリゴロヴィチ」型(プロジェクト11356M)フリゲート6隻
・「ステレグーシチー」型(プロジェクト20380/203850)コルベット18隻
・「ブヤン」級(プロジェクト21630)砲艦6隻
・その他9隻(「イワン・グレン」型揚陸艦、「ブヤン-M」級コルベットなど)



ウラジーミル・プーチン氏は、今年(2012年)にロシア連邦大統領に就任しました。
そして今回から、大統領の任期は1期あたり6年に延長され、2期まで連続で務める事が出来ます。

つまり、プーチン氏は、最大で今後12年間(2024年まで)ロシア大統領の地位に留まる可能性も有ります。

『ロシースカヤ・ガゼータ』より。
ウラジーミル・プーチン寄稿論文
【強くあれ:ロシアの為の確実な国家安全保障】

この論文の中でプーチン氏は、「ボレイ」級戦略原潜と、同級のカムチャツカ半島への配備に言及しています。

「2002年当時の参謀総長は覚えている。むろん、良い印象ではなかったが。
彼は、カムチャツカに配備されている全ての戦略潜水艦の撤収を提案してきたのだ。
だが、それでは、我々は太平洋における海洋核戦力を失ってしまう。
私は、そのような決断を下さなかった」
「そして今、我々は、すぐにでも新世代潜水艦ボレイ型が戦闘当直を実施できる最新の基地をヴィリュチュンスクに有している」
(註:「最新の基地」はプーチン氏の勘違いであり、実際には、福利厚生の為の施設がヴィリュチュンスクに建設された)


更にプーチン氏は、今後10年で「8隻の戦略用途ロケット水中巡洋艦」「約20隻の多用途潜水艦」「約50隻の水上戦闘艦」を取得するとも述べています。

ロシア連邦大統領は強大な権限を有しており、プーチン氏はそれを活用して自分の任期中に各種新世代艦の大量建造を推し進めるつもりのようです。
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