ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される

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『タス通信』より
2017年6月19日5時13分配信
【中華人民共和国海軍:演習『海洋協同-2017』は通常ならざる条件で実施される】
北京、6月19日/タス通信

ロシア-中国演習『海洋協同-2017』は困難な地域で実施される。
中国人民解放軍海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)は表明した。

「今回の中国戦闘艦支隊の道のりは長いものとなります」
『人民日報』
紙はティアン・ツォンの談話を引用した。
「今回のミッションにおける課題は、多くが計画されており、演習実施海域は困難であります。
従いまして、艦船支隊の全ての要員は、自身で最良の方法を示さなければなりません」

彼は付け加えた。

6月18日・日曜日、中国人民解放軍海軍艦船支隊三亜港(海南島県)から出航し、ロシア-中国演習『海洋協同-2017』へ参加する為、ロシアへと向かった。
中華人民共和国国防部が発表したように、支隊の構成には、駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、支援船「駱馬湖」が加わっている。
演習は、7月中旬から9月中旬の間に、バルト海、オホーツク海、日本海水域での実施が予定されている。



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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2017年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になるようです。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しましたが、ロシア海軍からはバルト艦隊の艦船が参加する事になります。

バルト艦隊には、プロジェクト20380コルベット4隻(ステレグーシチー、ソーブラジテルヌイ、ボイキー、ストイーキー)、プロジェクト21631小型ロケット艦2隻(ゼリョヌイ・ドル、セルプホフ)といったロシア海軍の新世代艦が居ますから、これらの艦の何れかは『海洋協同-2017』へ参加するでしょう。

更に、現在、バルト海には、ロシア海軍へ就役前の洋上試験を行なっている新型艦が数隻居ます。
[ロシア海軍の最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバルト海で高射ミサイル複合体の発射試験を行なう]
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは2017年11月に黒海艦隊基地へ到着する]
[ロシア海軍の最新大型揚陸艦イワン・グレンはバルト海での洋上試験を再開する]

この内のフリゲート「アドミラル・マカロフ」は、洋上試験中にバルト艦隊の演習へ参加した事もあります。
[ロシア海軍の最新警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフはバルト艦隊の防空演習へ参加した]
これらの新型艦のどれかが『海洋協同-2017』へ参加する可能性もゼロでは無いでしょう。


そして更に、今年7月30日にクロンシュタットで行なわれる「ロシア海軍の日」の観艦式には、北方艦隊の艦が参加するという話も有ります。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年5月4日20時25分配信
【(ロシア)海軍の日の為に北方艦隊の4隻の1等艦がクロンシュタットへの移動を計画している】

クロンシュタットの観艦式には、北方艦隊重原子力戦略用途水中巡洋艦「ドミトリー·ドンスコイ」、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」が参加するとの事です。

これらの艦は、『海洋協同-2017』が実施される頃にはバルト海へ入っているでしょうから、或いは、中国海軍との合同演習にも参加するかもしれません。
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