ロシア海軍太平洋艦隊主力水上部隊は対空戦闘演習を行なった
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2017年)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月3日4時25分配信
【太平洋艦隊部隊は敵の空中攻撃手段の仮想攻撃を撃退した】
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大規模なミサイル攻撃を撃退する複合任務へ取り組んだ。
仮想敵の役割は、小型対潜艦「コレーツ」と小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」が演じ、4基の高射ミサイルと2基の有翼ミサイルによるミサイル攻撃が始まった。
艦載電波位置特定探知手段は、2つのグループの目標を捕捉、追尾した。
艦上の電波電子戦闘手段は積極的に活動し、アクティブ及びパッシブ妨害を設定した。
移動目標が砲火境界線上に接近した時、艦の乗組員は、小型ロケット艦「コレーツ」艦上から射出されたミサイル標的「サマン」と小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」から射出されたミサイル標的「マラヒート」に対し、同時に実地ミサイル-砲射撃を実行した。
戦闘訓練中に全ての目標は成功裏に撃破された。

ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2017年4月1日から6月14日まで東南アジアへの遠洋航海を行ないました。
[親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ東南アジア遠征(2017年4月-6月)]

駆逐艦「ブイストルイ」は2017年2月末から日本海で戦闘訓練を実施し、3月28日には「ワリャーグ」と一緒に洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は2017年2月初頭から日本海で戦闘訓練を実施し、最近では、6月15日にヘリコプターの発着訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]
「ワリャーグ」と「ブイストルイ」は、6月25日に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入っています。
従って6月23日頃にはウラジオストクを出航している筈ですが、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでした。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月25日:親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」(715)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572)が宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。
6月26日:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)が宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。
小型ロケット艦「モローズ」と「ラズリーフ」は、6月17日に宗谷海峡を西へ通過して日本海へ入っています。
(太平洋艦隊所属の小型ロケット艦はペトロパヴロフスク・カムチャツキーに駐留)
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月19日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月17日:小型ロケット艦「モローズ」(409)、「リヴェン」(418)、「ラズリーフ」(450)が宗谷海峡を西方へ通過、日本海入り。
小型ロケット艦「モローズ」

小型ロケット艦「ラズリーフ」

そして2017年7月3日、この5隻と小型対潜艦「コレーツ」(390)は、2グループに分かれて対空戦闘演習を行ないました。

[太平洋艦隊戦闘艦支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、駆逐艦「ブイストルイ」
[仮想敵艦グループ]
小型対潜艦「コレーツ」、小型ロケット艦「モローズ」、「ラズリーフ」
演習は、仮想敵艦グループがミサイル標的を発射し(「コレーツ」から4発、「モローズ」、「ラズリーフ」は1発ずつ)、戦闘艦支隊の3隻が高射ミサイルと艦載砲で撃墜するというものでした。
今回の太平洋艦隊広報部発表では、この演習が何処で実施されたのかは全く触れられていませんが、おそらくは、オホーツク海でしょう。
(つまり、「アドミラル・トリブツ」、「コレーツ」、「モローズ」、「ラズリーフ」の4隻も、宗谷海峡を東へ通過し、オホーツク海へ入っていた)
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月3日4時25分配信
【太平洋艦隊部隊は敵の空中攻撃手段の仮想攻撃を撃退した】
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大規模なミサイル攻撃を撃退する複合任務へ取り組んだ。
仮想敵の役割は、小型対潜艦「コレーツ」と小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」が演じ、4基の高射ミサイルと2基の有翼ミサイルによるミサイル攻撃が始まった。
艦載電波位置特定探知手段は、2つのグループの目標を捕捉、追尾した。
艦上の電波電子戦闘手段は積極的に活動し、アクティブ及びパッシブ妨害を設定した。
移動目標が砲火境界線上に接近した時、艦の乗組員は、小型ロケット艦「コレーツ」艦上から射出されたミサイル標的「サマン」と小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」から射出されたミサイル標的「マラヒート」に対し、同時に実地ミサイル-砲射撃を実行した。
戦闘訓練中に全ての目標は成功裏に撃破された。

ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2017年4月1日から6月14日まで東南アジアへの遠洋航海を行ないました。
[親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ東南アジア遠征(2017年4月-6月)]

駆逐艦「ブイストルイ」は2017年2月末から日本海で戦闘訓練を実施し、3月28日には「ワリャーグ」と一緒に洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は2017年2月初頭から日本海で戦闘訓練を実施し、最近では、6月15日にヘリコプターの発着訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]
「ワリャーグ」と「ブイストルイ」は、6月25日に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入っています。
従って6月23日頃にはウラジオストクを出航している筈ですが、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでした。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月25日:親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」(715)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572)が宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。
6月26日:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)が宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。
小型ロケット艦「モローズ」と「ラズリーフ」は、6月17日に宗谷海峡を西へ通過して日本海へ入っています。
(太平洋艦隊所属の小型ロケット艦はペトロパヴロフスク・カムチャツキーに駐留)
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月19日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月17日:小型ロケット艦「モローズ」(409)、「リヴェン」(418)、「ラズリーフ」(450)が宗谷海峡を西方へ通過、日本海入り。
小型ロケット艦「モローズ」

小型ロケット艦「ラズリーフ」

そして2017年7月3日、この5隻と小型対潜艦「コレーツ」(390)は、2グループに分かれて対空戦闘演習を行ないました。

[太平洋艦隊戦闘艦支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、駆逐艦「ブイストルイ」
[仮想敵艦グループ]
小型対潜艦「コレーツ」、小型ロケット艦「モローズ」、「ラズリーフ」
演習は、仮想敵艦グループがミサイル標的を発射し(「コレーツ」から4発、「モローズ」、「ラズリーフ」は1発ずつ)、戦闘艦支隊の3隻が高射ミサイルと艦載砲で撃墜するというものでした。
今回の太平洋艦隊広報部発表では、この演習が何処で実施されたのかは全く触れられていませんが、おそらくは、オホーツク海でしょう。
(つまり、「アドミラル・トリブツ」、「コレーツ」、「モローズ」、「ラズリーフ」の4隻も、宗谷海峡を東へ通過し、オホーツク海へ入っていた)

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