ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で始まった

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『タス通信』より
2017年7月21日0時56分配信
【バルト海でロシア-中国演習『海洋協同-2017』が始まった】
カリーニングラード、7月21日/タス通信

ロシア-中国の2ヶ国間海軍演習『海洋協同-2017』第1段階は、金曜日にバルト海で始まった。
『タス通信』バルト艦隊公式代理人ローマン・マルトフより伝えられた。

「ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』第1段階は、2017年7月21日から28日まで実施されます。
それは2つのフェーズから成ります。
7月21日から24日までは沿岸フェーズ、7月25日から28日までは海上でのアクティブフェーズ」

彼は話した。

午前に(バルト)艦隊主要基地~カリーニングラード州バルチースク市で、駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、支援船「駱馬湖」から成る中国海軍艦船支隊の歓迎式典が開催される。

「ロシア・中国関係の歴史上、これは同国海軍艦船の初のバルチースク訪問となります」
マルトフ
は強調した。

ロシア海軍からは演習へ、新世代のプロジェクト20380コルベット「ステレグーシチー」「ボイキー」、救助曳船、更には多目的艦載ヘリコプターKa-27、戦術前線爆撃機Su-24、軍事輸送機An-26が関与する。

「ロシア側の演習統制官は、ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将、中国は、中国人民解放軍海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将です」
マルトフ
は指摘し、演習の公用語はロシア語が承認されたと付け加えた。

演習の活動段階(アクティブフェーズ)計画に沿って、ロシア中国の軍事船員及び海軍航空隊は、バルト海水域で艦船の組織的な対潜、対空、対艦防衛の問題へ取り組み、更に、海賊に乗っ取られた想定の船を解放し、遭難した艦を援助する為の捜索救助活動を行なう。
また、船員は、水上及び空中目標への戦闘射撃を実行する。



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ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


そして、2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。
『日本放送協会 NEWS WEB』より
2017年6月18日20時13分配信
【中国とロシアが合同軍事演習 中国国防省が発表】

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施され、9月中旬~下旬には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施される事になります。

バルト海で実施される『海洋協同-2017』第1段階へ参加する中国海軍艦船部隊は6月18日に出航しました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』はバルト海、日本海、オホーツク海で実施される]

海南省三亜港を抜錨してバルト海へ向かったのは駆逐艦「長沙」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」の3隻でしたが、駆逐艦「長沙」インド洋でエンジンにトラブルが発生したらしく、駆逐艦「合肥」と交代する事になりました。

駆逐艦「合肥」、フリゲート「運城」、補給艦「駱馬湖」は、7月8日にはアデン湾ヘ到達し、7月10日以降に地中海へ入りました。

中国海軍艦船部隊は7月21日にバルチースク港へ到着し、同日に『海洋協同-2017』が始まりました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階は2017年7月21日~28日にバルト海で実施される]


『海洋協同-2017』は7月21日から28日まで実施されますが、その活動段階(アクティブフェーズ)、つまり、実際の海上での演習が行われるのは7月25日~28日になります。
演習はバルチースク沖で行なわれる事になるようです。

ロシア海軍から合同演習へ参加する艦船は、バルト艦隊コルベット「ステレグーシチー」(550)、「ボイキー」(532)、救助曳船などであり、この他に艦載ヘリコプターKa-27バルト艦隊海軍航空隊前線爆撃機Su-24、輸送機An-26が参加します。

「ステレグーシチー」「ボイキー」は、今年6月初頭から中旬まで北海へ進出しています。
[ロシア海軍バルト艦隊の新鋭コルベット"ボイキー"と"ステレグーシチー"は北海での戦闘演習を終えてバルト海へ戻った]
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