ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月28日14時9分配信
【次世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」は2025年までに起工される】
セヴェロドヴィンスク(アルハンゲリスク州)、7月28日-ロシア通信社ノーボスチ
次の第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の起工は、2023~2024年に計画されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』は金曜日に、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将より伝えられた。
現在、ロシア連邦海軍は、第4世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン」を軍備採用している。
「おおよそは、起工(原子力潜水艦「ハスキー」の)は2023~2024年に予定されております」
プロジェクト「ヤーセン-M」原子力潜水艦「ウリヤノフスク」の起工式典の為に工場『セヴマシュ』へ来訪したブルスクは話した。
ソ連/ロシア海軍の攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]
第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]
この他、旧ソ連海軍の「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]
「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]
ロシア造船業界の総元締・総本山である『統合造船業営団』は、「ハスキー」級の設計原案は2018年には出来上がると発表しました。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の設計原案は2018年に出来上がる]
現在の所、「ハスキー」級の建造開始は2020年以降に予定されています。
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の建造契約は2018年以降に締結される]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜ハスキー級の建造は2020年以降に始まる]
そして今回、ロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスク中将は、「ハスキー」級の1番艦の起工は、2023から2024年に予定されていると発言しました。
さる7月28日に起工された第4世代多用途原潜プロジェクト885「ヤーセン」の最終艦「ウリヤノフスク」は、2023~2024年にロシア海軍へ引き渡される予定となっているので、その後で第5世代多用途原潜「ハスキー」級の建造が始まる事になるようです。
[ロシア海軍北方艦隊の為の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級7番艦(最終艦)ウリヤノフスクは起工された]
[ロシア海軍第4世代多用途原潜ヤーセン級は2023年までに計7隻が就役する]
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