ロシア海軍の最新潜水艦ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは黒海艦隊基地へ向かった
- カテゴリ:プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)


『インタファクス』より
2017年8月16日15時2分配信
【オランダのフリゲートは北海で「カリブル」を有する2隻のロシア潜水艦に同行した】
モスクワ、8月16日、インタファクス-ロシア
有翼ミサイル兵器「カリブル」を有する第5及び第6のプロジェクト636.3潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」及び「コルピノ」は、バルト海から黒海への艦隊間移動を開始した。
西側メディアの専門家は公表写真付きで伝えた。
データによると、水曜日に北海でオランダ海軍のロケットフリゲート「デ・ロイテル」がロシア潜水艦に同行した。
8月9日にセヴァストーポリへプロジェクト636.3潜水艦シリーズの4隻目「クラスノダール」が到着した際に黒海艦隊司令官アレクサンドル・ヴィトコ大将が発言したように
「もっと喜ばしい事に、私共は、今年末までにクラスノダールと同型の潜水艦を更に2隻出迎えます」
「間もなく潜水艦(サブマリン)ヴェリキー・ノヴゴロドとコルピノは常時駐屯地へ到着し、潜水艦連合部隊を完全に補完します」
彼は話した。
黒海艦隊の為に、6隻のプロジェクト636.3潜水艦が『アドミラルティ造船所』(『統合造船業営団』へ加入)で建造された。
この内の2隻~「ロストフ・ナ・ドヌー」と「クラスノダール」は、長期に及ぶ艦隊間移動の実施中に、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として在り、同海域からシリアの『イスラム国』(ロシア連邦では非合法のテロリスト組織)の目標へ有翼ミサイル「カリブル」による打撃を与えた。
プロジェクト636.3は第3世代ディーゼル潜水艦に属しており、最も静粛なものの1つと見られており、最新のミサイル-魚雷兵装、電波電子兵装、水中音響兵装と、高い戦闘効率を有する。
同プロジェクト潜水艦の特徴は、打撃ミサイル複合体「カリブル-PL」、更には更新された電波電子機器を装備している事に有る。
現在、『アドミラルティ造船所』は、太平洋艦隊の為のプロジェクト636.3潜水艦の6隻のシリーズの建造に着手している。
[プロジェクト06363潜水艦(黒海艦隊)]
プロジェクト06363通常動力潜水艦の5番艦B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」は、2014年10月30日に起工され、2016年3月18日に進水し、2016年10月26日に就役しました。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦5番艦ヴェリキー・ノヴゴロドはロシア海軍へ就役した]
プロジェクト06363通常動力潜水艦の6番艦B-271「コルピノ」は、2014年10月30日に起工され、2016年5月31日に進水し、2016年11月24日に就役しました。
[黒海艦隊の為の第6のプロジェクト06363潜水艦コルピノはロシア海軍へ就役した]
2隻の潜水艦は就役後もバルト海で慣熟訓練を行ない、2017年7月30日の「ロシア海軍の日」にはクロンシュタットの観艦式へ参加しました。
[2017年7月30日にクロンシュタットとサンクトペテルブルクで挙行される『ロシア海軍の日』観艦式には約40隻の艦船が参加する]
プロジェクト06363潜水艦は、既に4隻が黒海艦隊基地へ回航されており、4隻目の「クラスノダール」は今年8月9日に到着したばかりです。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新潜水艦クラスノダールはセヴァストーポリへ到着した]
そして8月中旬、「ヴェリキー・ノヴゴロド」と「コルピノ」も黒海艦隊基地へ向けて出航し、8月16日には北海へ入りました。
北海で2隻の潜水艦は、ネーデルラント(オランダ)海軍のフリゲートF804「デ・ロイテル」に追尾されました。

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