ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した
- カテゴリ:多用途複座戦闘機Su-30SM

『タス通信』より
2017年8月28日15時13分配信
【バルト艦隊海軍航空隊へ更なる3機の最新戦闘機Su-30SMが補充された】
カリーニングラード、8月28日/タス通信
カリーニングラード州領域に駐留するバルト艦隊海軍航空隊の航空基地の航空機群へ、更なる3隻の最新多目的戦闘機Su-30SMが補充された。
同艦隊の公式代理人ローマン・マルトフは報道陣へ伝えた。
「カリーニングラード州のチェルニャホフス市の飛行場へ、更なる3機の戦闘機Su-30SMが到着し、バルト艦隊海軍航空隊の航空基地の飛行中隊の1つへ加わりました」
マルトフは話した。
彼は、イルクーツク工場で受領された航空機のカリーニングラード州までの移動飛行は、艦隊の海軍航空隊の混成飛行隊の飛行士の乗員により行なわれた事を指摘した。
この9ヶ月間にバルト艦隊へ合計6機の戦闘機が引き渡された。
その1機目は、2016年12月に海軍航空隊の航空基地へ到着した。
「2017年~2018年の国家防衛発注の枠組みにおいて、バルト艦隊海軍航空隊へ、更に数機の同型戦闘機の引き渡しが計画されています」
マルトフは締め括った。
「科学生産法人『イルクト』」公式サイトより。
【多目的戦闘機Su-30SM】

ロシア海軍航空隊の為の多用途複座戦闘機Su-30SMの購入契約は2013年12月に締結されました。
[ロシア海軍航空隊の為に戦闘機Su-30SMと練習機Yak-130が購入される]
2014年7月に最初の3機がロシア海軍へ引き渡され、黒海艦隊へ配備されました。
[3機の多用途複座戦闘機Su-30SMがロシア海軍へ引き渡された]
[ロシア海軍航空隊は戦闘機Su-30SMの運用を開始した]
その後、2016年12月12日までに合計12機のSu-30SMが黒海艦隊航空隊へ配備され、1個飛行隊(エスカドリーリャ)分が揃いました。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊で多用途複座戦闘機Su-30SMの1個飛行隊が完全に形成された]
この他、2016年12月初頭にはバルト艦隊航空隊へSu-30SMの最初の1機が配備されました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]
2016年12月28日には北方艦隊へ2機のSu-30SMが配備されました。
[ロシア海軍北方艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]
2017年は、計5機のSu-30SMがロシア海軍航空隊へ引き渡されます。
[ロシア海軍航空隊は2017年4月下旬に2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領する]
この内の2機(機体番号71、72)は5月29日にバルト艦隊のチェルニャホフスク飛行場へ到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]
そして8月28日には3機のSu-30SMがチェルニャホフスク飛行場へ到着しました。
これでバルト艦隊のSu-30SMは、計6機になりました。
- 関連記事
-
- 2018年6月末までに2機の多用途複座戦闘機Su-30SMがロシア海軍航空隊へ引き渡される
- 多用途複座戦闘機Su-30SMはロシア海軍基地航空隊の主力となる
- ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した
- ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した
- ロシア海軍航空隊は2017年4月下旬に2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領する
スポンサーサイト