ロシア海軍合同艦船グループは西へ向かう

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
【ロシア連邦海軍の軍艦は、ノヴォロシースクへ寄港せず、西方へ進路を取る】
モスクワ、8月13日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍艦隊間グループの艦船は、ノヴォロシースクへ寄港せず、地中海西部へ進路を取っている。
月曜日、ロシア軍当局の情報提供者はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

以前、ロシア連邦国防省は、同グループを構成する大型揚陸艦が、8月12日にノヴォロシースクへ寄港すると発表した。
それは、北方艦隊大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、「コンドポガ」バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」、「ネウストラシムイ」黒海艦隊給油船「イワン・ブブノフ」、曳船MB-304で構成されている。

「今現在、グループを構成する艦船はイタリア沿岸を通過して西方へ移動しており、地中海中部で戦闘訓練任務を仕上げます」
代理人はこう述べたが、北方艦隊揚陸艦の移動ルートが変更された理由については説明しなかった。

彼によると、艦は、船舶が集中するエリアにおける組織的な協同動作と連携機動、沿岸ゾーンにおける組織的な対空防衛及び対潜防衛、組織的な捜索救助活動、そして戦闘艦船支隊の物資-機器の保障を含む一連の複合任務を遂行する。

先週末、艦船グループは、艦載砲及びミサイル複合体を使用する戦術訓練を成功裏に実施し、更に、水と燃料を補充した。
(2012年8月13日15時29分配信)


[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループの地中海遠征]

現在、イタリア沖に居る北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループは、以下の艦船で構成されています。

[北方・バルト・黒海艦隊合同艦船グループ]
指揮官:コラ異種戦力小艦隊司令官ウラジーミル・カサトノフ少将

大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」(北方艦隊)
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大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)
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大型揚陸艦「コンドポガ」(北方艦隊)
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大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
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警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊)
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警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
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大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
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海洋曳船MB-304(黒海艦隊)

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この内、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」、給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船MB-304の3隻は元アデン湾海賊対処部隊であり、8月4日に合流しました。
[ロシア海軍合同艦船グループは地中海東部で元アデン湾海賊対処部隊と合流する]

以前、合同艦船グループ大型揚陸艦3隻は、黒海沿岸のノヴォロシースク海軍基地へ寄港すると発表されました。
[北方艦隊の大型揚陸艦3隻は黒海沿岸のノヴォロシースクを訪れる]
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しかし結局、ノヴォロシースク寄港は実現する事無く、合同艦船グループは西へ向かったようです。

その理由については明らかにされていませんが、トルコ政府が、3隻の大型揚陸艦ボスポラス海峡及びダータネルス海峡の通航許可を与えなかったのかもしれません。
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