ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で対艦ミサイルを撃墜した

17-0921b.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月21日0時0分配信
【北方艦隊の打撃艦グループは6基の有翼ミサイル標的を破壊した】

2017演習年度のバレンツ海での北方艦隊多種戦力の試験演習実施の枠組みにおいて、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」及び駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」で構成される北方艦隊打撃艦グループは、戦闘機航空隊の支援下で大規模な航空攻撃を撃退し、6基の有翼ミサイルを破壊した。

演習は2段階で実施された。
第1段階中、艦は戦闘機航空隊の支援下で高射ミサイル複合体を使用し、打撃艦グループへ向かっている有翼ミサイルを撃破する任務を与えられた。
このエピソードは、水上艦の乗組員の戦闘訓練において、難しいものの1つと考えられている。
先ず初めに、艦グループの組織的対空防衛の観点から、高射兵器が実際の目標へ戦闘使用された。
それは、1分間隔で発射された有翼ミサイル標的である。

この段階の枠組みで、小型ロケット艦「ラッスヴェート」は2基の超音速ミサイル標的RM-120を発射し、もう1基のミサイル標的RM-120小型ロケット艦「アイスベルク」から発射された。

最初の2基の標的は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」高射ミサイル複合体「フォルト」の戦闘班により破壊された。
第3のミサイル標的は、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」高射ミサイル複合体「ウラガーン」と、北方艦隊混成航空連隊戦闘機MiG-31編隊から発射された2基の「空対空」クラスの長距離誘導ミサイルR-33が共同で撃破した。

演習の次の段階では、打撃艦グループは、艦へ向かっている有翼ミサイルと、更に2つの空中目標を艦載砲の砲撃で撃破する必要が有った。

小型ロケット艦「ラッスヴェート」は、描かれるエピソードの最中に1基のミサイル標的RM-120の発射を行ない、小型対潜艦「ユンガ」からは、空中目標を模した小型固体燃料ミサイル「サマン」が2基発射された。

全ての目標は、ロケット巡洋艦及び駆逐艦砲複合体AK-130及びAK-630の戦闘班により成功裏に撃破された。

近い内に、バレンツ海での試験演習へ参加している北方艦隊多種戦力は縮小を開始し、常時駐留地点への移動を行なう。

北方艦隊多種戦力の試験演習には、合計で20隻以上の戦闘艦と10隻以下の原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦、約20隻の支援船、30機以下の航空機が参加した。
更に、描かれる演習の様々なエピソードへ北方艦隊の5000名以上の将兵と300両以上の車輌と兵器が関与した。



ロシア北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、今年7月30日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットの観艦式へ参加し、8月11日に帰港しました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊の艦船はセヴェロモルスクへ帰投した]

駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)は、今年8月下旬にバレンツ海で砲撃演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは対地砲撃訓練を実施した]


9月4日には、北方艦隊の戦闘準備態勢の点検の為の演習へ共に参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月4日17時18分配信
【北方艦隊はバレンツ海で打撃グループの形成へ取り組んだ】


そして9月14日から始まった北方艦隊の演習にも揃って参加する事になりました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習2日目の9月15日には、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」艦上戦闘機Su-33「敵役」となり、Su-33の航空攻撃を撃退する演習が実施されました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で艦上戦闘機Su-33の攻撃を撃退した]

演習3日目となる9月16日には、北方艦隊支援船3隻が演じる敵の揚陸艦部隊を撃破しました。
(ただし、本当にミサイルや魚雷を発射したわけではありませんが)
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海の演習で敵の揚陸艦部隊を撃破した]

同日、重戦略用途原子力水中巡洋艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1982年12月14日就役)が、白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)所属の小型対潜艦2隻と共に演習部隊本隊へ合流しました。
[タイフーン級戦略原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習4日目の9月17日、北方艦隊プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)は、支援船3隻が演じる仮想敵艦船部隊へ対艦ミサイルの模擬発射を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月17日12時31分配信
【北方艦隊の水中巡洋艦は艦船グループへ仮想打撃を与えた】

演習5日目の9月18日、「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」は、ルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
17-0919a.jpg
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはルイバチー半島付近で130mm砲の砲撃訓練を行なった]

演習6日目の9月19日、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」原子力水中巡洋艦「ヴォロネジ」及び「オリョール」、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」、更には北方艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は、バレンツ海の海上標的へ対艦ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍北方艦隊の水上艦と原子力潜水艦はバレンツ海で超音速対艦ミサイルを発射した]

そして演習7日目の9月20日、「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」は、高射ミサイル及び艦砲によりミサイル標的を撃墜しました。


ミサイル標的RM-120は、対艦ミサイルP-120「マラヒート」をベースにした標的用ミサイルです。
17-0921a.jpg

strong>ミサイル標的「サマン」は、高射ミサイル「オサー-MA」をベースにした標的用ミサイルです。
17-0328c.jpg
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。