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ロシア海軍は最初の新型高射複合体パーンツィリ-MEを受領する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年9月29日12時6分配信
【(ロシア)海軍は間もなく最新複合体「パーンツィリ-ME」の最初の一群を受領する】
トゥーラ、9月29日-ロシア通信社ノーボスチ

海洋高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-ME」の最初の一群は、間もなくロシア連邦海軍へ軍備採用される。
金曜日、ホールディングス『高精度複合体』(この複合体を製造している『機器製造設計局』へ含まれている)総取締役アレクサンドル・デニソフは報道陣へ伝えた。

「全ては国家契約に沿っており、間もなく全ての人が全てを知る事になるでしょう」
彼は、最初の引き渡し時期に関する記者の質問に答え、こう話した。

「パーンツィリ-ME」は、1秒間に1000メートルまでの速度で飛行する目標を同時に4個まで攻撃する事が可能であり、反応時間は3~5秒である。
海洋「パーンツィリ」のミサイル兵器は、20キロメートルまでの距離、高度2メートルから15キロメートルまでの目標を攻撃できる。
砲兵器は、4キロメートルまでの距離、高度0から3キロメートルまでである。

複合体の特徴には、ミサイル射撃中に「目標へ命中しなかったか、或いは撃破が不十分」である事が判明した場合、自動モードで砲兵器を目標へ発射する事も含まれる。



「パーンツィリ-S1」(SA-22グレイハウンド)は、ロシア最新高射ミサイル-砲複合体です。



「パーンツィリ-S」は様々なヴァージョン(ロシア空挺軍、ロシア海軍、ロシア空軍、ロシア陸軍向け)が計画されています。
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ロシア海軍向けの艦載ヴァージョンも開発されています。
[パーンツィリ-Mは近い将来にロシア海軍へ採用される]
[ロシア海軍は2016年から高射複合体パーンツィリ-Mを受け取る]
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mの生産準備は進められている]

2015年8月下旬には、「パーンツィリ-M」の最初の購入契約が締結されています。
[ロシア海軍の為に3基の新型高射複合体パーンツィリ-Mが発注される]

「パーンツィリ-M」を最初に装備する艦は、現在、大規模な近代化改装が行なわれている北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」になります。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは近代化される重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフに搭載される]

「パーンツィリ-M」は、今年(2017年)末までにロシア海軍へ軍備採用(制式採用)されます。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mは2017年末までに制式採用される]

既に「パーンツィリ-ME」の生産は始まっており、間もなくロシア海軍への引き渡しが始まります。
[新型高射複合体パーンツィリ-MEの量産が始まる]
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