FC2ブログ

ロシア海軍の新世代空母の建造は2023年~2028年に開始される

17-1218a.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年11月23日20時56分配信
【(ロシア)国防省は航空巡洋艦の開発について話した】
ボチャロフ・ルチェイ(ソチ)、11月23日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦の新たな国家軍備プログラムのプロジェクトにおいて航空巡洋艦の開発と発注が意図されている。
ロシア連邦国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフは報道陣へ伝えた。

「航空巡洋艦について具体的に御話しいたしますと、それ(開発及び発注の予定)はプログラムの最後です」
ボリソフ
は話した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年11月24日14時43分配信
【ロシア連邦海軍は新世代航空母艦の作成へ何時着手するのかを話した】
サンクトペテルブルク、11月24日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦航空母艦の作成は2023年から2028年までの期間の着手が計画されている。
ロシア連邦海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは報道陣へ伝えた。

「新世代航空母艦の作成へ我々は国家軍備プログラムの第2(後半)のプログラム期間に着手します」
彼は話し、第2プログラム期間は2023年から2028年までであると説明した。



[ロシア将来航空母艦]

ロシア海軍の為の将来航空母艦Перспективный Авианосецの設計開発作業は2007年に始まりました。

ロシア海軍向けなどの艦船の形状を研究する『クルイロフ国立科学センター』は、将来空母の概念設計案「シトルム」を作成しています。
[ロシア海軍将来空母概念設計案・プロジェクト23000E「シトルム」]

この概念設計案をベースにして、5万トンから8万5千トンまでの3種類の設計案(軽空母、中空母、重空母)がロシア海軍へ提示されています。

重航空母艦(排水量80000-85000t、搭載機70機)
中航空母艦(排水量55000-65000t、搭載機50-55機)
軽航空母艦(排水量50000t)

建造費は重空母で3000億ルーブル、軽空母で1000億ルーブルと見積もられています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]
[ロシア将来空母の作成には約10年掛かり、費用は1000-3000億ルーブルになる]

将来航空母艦の最終設計案は2020年以降に固められます。
[ロシア海軍将来原子力空母の最終設計案は2020年以降に作成される]
[新型原子力空母の建造はロシア海軍の将来計画に含まれている]

2016年11月~2017年1月には重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」シリア軍事作戦へ参加していますが、この時の経験も将来航空母艦の設計に取り入れられます。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフのシリア遠征の経験は同艦の近代化改装と新たな空母の建造へ生かされる]
[正規空母アドミラル・クズネツォフを中核とする空母機動部隊のシリア遠征の経験はロシア海軍の新型艦の設計と建造へフィードバックされる]


2017年7月、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏は、ロシア海軍の将来の「航空巡洋艦」は、2018年からスタートする新たな国家軍備プログラムの終わりに建造が開始され、更に、その搭載機として、『ヤコブレフ』社による新世代VSTOL艦上戦闘機の開発が検討されていると発言しました。
[ロシア海軍の将来空母はVSTOL空母になるかもしれない]

2017年7月下旬、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、新たな国家軍備プログラムにおいてロシア海軍将来空母の為のVSTOL戦闘機の開発が始まると述べました。
[ロシア海軍の将来空母の為のVSTOL艦上戦闘機が開発される]

2017年11月下旬、ロシア連邦国防次官ユーリー・ボリソフ氏も、新たなVSTOL戦闘機の開発計画が有ると述べました。
(つまり、「検討」の段階は終わり、開発が決定した)
[ロシア海軍の為の新たなVSTOL艦上戦闘機が開発される]

ヤコブレフ新世代VSTOL艦上戦闘機を搭載する事になる将来空母が、8万トン級重空母6万トン級中空母になるとは考えられないので、実際に建造される新空母は、軽空母になる可能性が高いでしょう。

以前に将来空母概念設計(シトルム)を作成した『クルイロフ国立科学センター』は、今度は軽空母の概念設計案を作成します。
[クルイロフ国立科学センターは軽空母の概念設計案を作成する]

そして2017年11月下旬、ロシア連邦海軍副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク中将は、将来空母の建造は2023年~2028年の開始が計画されていると述べました。

2018年からスタートする新たな国家軍備プログラムは、以前には「2018年~2025年の国家軍備プログラム」と呼ばれていたのですが、最近になって「2018年~2027年の国家軍備プログラム」に変更されて10ヶ年計画となったので、その後半~末期に建造を開始するという事でしょう。
関連記事
スポンサーサイト