2025年までに3隻のプロジェクト20386(ジェルズキー型)コルベットがロシア海軍へ就役する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年11月24日14時19分配信
【(ロシア)海軍は2025年までに3隻のプロジェクト20386コルベットの受領を計画している】
サンクトペテルブルク、11月24日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦海軍は2025年までに3隻のプロジェクト20386コルベットの受領を見込んでいる。
副総司令官(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは報道陣へ伝えた。
「私共は、2025年までに少なくとも3隻のプロジェクト20386艦の受領を計画しております」
彼は話した。
プロジェクト20386コルベットはプロジェクト20380を発展させたものである。
この艦のファミリーは近海ゾーンでの活動及び敵の水上艦や潜水艦との戦闘の実施、更には海洋揚陸作戦中における海洋揚陸部隊の砲撃支援の為に意図されている。
艦の建造には「ステルス」技術が使用されている。
近代化プロジェクトの最初のコルベット「ジェルズキー」の海軍への加入は2022年に計画されている。
[プロジェクト20386コルベット(ジェルズキ―型)]
[ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386]

プロジェクト20380/20385コルベットの更なる改良発展型であるプロジェクト20386の1番艦「ジェルズキー」Дерзкий(建造番号1009)は、2016年10月28日にサンクトペテルブルクの北方造船所(セーヴェルナヤ・ヴェルフィ)で起工されました。
[ロシア海軍の新世代コルベット"ジェルズキ―"は起工された]
ロシア海軍への引き渡しは2022年に予定されています。

プロジェクト20386の満載排水量は3400トンになり、以前のプロジェクト20380/20385よりも1000トン以上増加しています。
航続距離も20380/20385より延びて5000海里となり、速力も30ノットに増加、乗員は80名に減少しています。
機関はガスタービン電気推進システムが採用されます。
[ロシア海軍の新世代コルベット・プロジェクト20386はガスタービン電気推進システムを装備する]
プロジェクト20386は、10隻以上の建造が計画されています。
[ロシア海軍は新世代コルベット・プロジェクト20386を10隻以上建造する]
この内、1番艦「ジェルズキー」(2022年就役予定)を含む3隻は2025年までの就役が予定されているとの事です。
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