fc2ブログ

ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる

17-1220b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年12月20日3時46分配信
【原子力潜水艦「ハスキー」の就役期間は半世紀以上となる】
モスクワ、12月20日-ロシア通信社ノーボスチ

第5世代多目的原子力潜水艦「ハスキー」の就役期間は52年になる。
サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』ロボット工学部長オレグ・ウラソフ『ロシア通信社ノーボスチ』へ語った。

アカデミー会員N.N.イサーニン記念サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は、第4世代原子力潜水艦「ヤーセン」を含む原子力潜水艦の開発に従事している。

「正確に申し上げますと、このハスキーは、それ(註:ロボット複合体)と共に存在します。
私共は、その為に、艦の作成における将来の作成を実現する上での設置複合体の為の技術的可能性が如何なるものとなるのかを定めます。
この艦は52年間に渡り就役します。
艦は、明日には形成されるでしょう」
ウラソフ
は話した。

『マラヒート』の代理人は、海軍をサポートする国産の海洋ロボット機器及び全てロシア国内で用意されるエンジンの開発に関する全ロシア協議会での報告において公表した。
ウラソフロボット機器の開発の枠組みにおける国の強化というテーマで話し、更には第5世代多目的潜水艦「ハスキー」の為のロボット工学複合体の作成へ詳細に言及した。

以前、ウラソフは、今日において「ハスキー」の概略設計は定められており、外観は形成されていると『ロシア通信社ノーボスチ』へ伝えた。
潜水艦には、水中及び空中で動作するロボット工学複合体の装備が計画されている。
潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」の進水式典において海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフは、プロジェクト「ハスキー」の科学研究作業は2018年に完了すると発言した。

潜水艦の建造は、2018年~2027年の国家軍備プログラムにおいて計画されている。
更に、潜水艦は新たな極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」を搭載できる事が知られている。



ソ連/ロシア海軍攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた『マラヒート』機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている]

第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]

「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]

「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]


「ハスキー」級には「水中、空中で動作するロボット複合体」が装備されます。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年12月19日3時10分配信
【第5世代原子力潜水艦はロボットを装備する】

「ロボット複合体」というのは、要するに無人機の事です。
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]


「ハスキー」級の就役期間(寿命)は52年になるとの事です。
例えば、2030年頃に就役すれば、2080年代まで現役に留まることが出来るでしょう。
関連記事
スポンサーサイト