ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級と第5世代戦略原潜の開発は『2018年~2027年の国家軍備プログラム』において継続される

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年12月25日9時30分配信
【第5世代原子力潜水艦の開発は『2018~2027年の国家軍備プログラム』承認後に継続される】
モスクワ、12月25日、インタファクス-AVN
第5世代原子力潜水艦の外観の形成作業は、『統合造船業営団』の設計局『ルビーン』と『マラヒート』の主導により進められている。
月曜日、『統合造船業営団』のトップ、アレクセイ・ラフマノフは『インタファクス-AVN』のインタビューに対し、こう述べた。

この作業は「2018年から2027年までの期間の国家軍備プログラムの承認後に継続されます~あとの詳細は、軍事機密です」
アレクセイ・ラフマノフは話した。
周知の通り、海洋工学中央設計局『ルビーン』の専門分野の1つである大陸間弾道ミサイル搭載戦略用途原子力ロケット潜水艦が開発されている。
サンクトペテルブルク海洋機械製造局『マラヒート』は原子力多目的潜水艦を開発している。
公開情報によると、『マラヒート』は、特に、兵装として極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を受け取る予定の「ハスキー」型原子力潜水艦を立案している。
ミサイルの開発は、レウトフの科学生産合同『機械製造』で進められている。
ソ連/ロシア海軍の攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた機械製造局『マラヒート』は、現在、第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業を進めています。
[ロシア海軍第5世代多目的原子力潜水艦ハスキー級の寿命は52年となる]
「ハスキー」級の建造開始は2020年代前半頃に予定されています。
[ロシア海軍の第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級の1番艦は2023~2024年に起工される]
「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は新たな2018-2027年の国家軍備プログラムにおいて開発を完了し、生産を開始する]
一方、ソ連/ロシア海軍の戦略原潜(弾道ミサイル原潜)を手掛けてきた海洋工学中央設計局『ルビーン』も、既に第5世代戦略原子力潜水艦の設計作業に取り掛かっています。
ただ、第5世代戦略原潜の前に、第4世代戦略原潜「ボレイ-A」の改良型である「ボレイ-B」が建造される事になったので、第5世代戦略原潜の建造が開始されるのは、早くても2020年代末でしょう。
第5世代戦略原潜の為の新型弾道ミサイルも開発されます。
[モスクワ熱技術研究所はロシア海軍の為の新型SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を開発する]
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