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改キロ級潜水艦スタールイ・オスコルは8月17日に起工される

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【黒海艦隊の為の潜水艦「スタールイ・オスコル」は8月17日にアドミラルティ造船所で起工される】
2012年8月15日

2012年8月17日、株式会社「アドミラルティ造船所」の第12船台で、ロシア黒海艦隊の為のディーゼル電気推進潜水艦「スタールイ・オスコル」起工式典が開催される。

式典には、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将、株式会社「統合造船業営団」社長アンドレイ・ジャチコフ、株式会社「アドミラルティ造船所」総取締役アレクサンドル・ブザコフサンクトペテルブルク市庁及びアドミラルティ地区の代表、レニングラード海軍基地司令官、他の関係者や政府高官が招待される。

プロジェクト06363潜水艦「スタールイ・オスコル」(工場番号01672)は、ロシア連邦海軍の発注により株式会社「アドミラルティ造船所」が建造する3隻目となる。
トップ艦及び最初の量産艦、そしてディーゼル電気推進潜水艦「スタールイ・オスコル」は、黒海艦隊の潜水艦部隊の強化を意図している。
海軍司令部の計画によると、「アドミラルティ造船所」は、このタイプの潜水艦6隻を建造する。

潜水艦シリーズのトップB-261「ノヴォロシースク」(工場番号01670)は、2010年8月に起工され、 2隻目の艦であり最初の生産潜水艦であるB-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(工場番号01671)は2011年11月に起工された。
2012年春に「アドミラルティ造船所」総取締役アレクサンドル・ブザコフが述べたように、潜水艦のトップは、2013年末までに進水する予定である。

近代化されたプロジェクト06363潜水艦は、サンクトペテルブルク海洋工学中央設計局「ルビーン」により設計され、ベースプロジェクトと比較して、戦闘能力は増加している。

前型と異なり、潜水艦の打撃能力は、新たなミサイル複合体「カリブル-PL」の装備により大幅に強化されている。
これは、水上目標のみならず、地上目標、それも敵の領土の奥深くまで発射する機会を有する。

音響ステルスと目標探知範囲の最適な組み合わせは、新たな慣性航法複合体、最新の自動化情報管理システム、強力な高速魚雷ロケット兵器は、世界中の同クラスの非核水中艦に対し優位をもたらす。

NATOの潜水艦分類によれば、このタイプは、改キロ級と呼ばれている。

[プロジェクト06363ディーゼル電気推進潜水艦の簡単な戦術-技術特性]
排水量:水上2350t、水中3950t
速力:水上12ノット/水中20ノット
潜航深度:通常240m/最大300m
兵装:533mm魚雷発射管6門
ミサイル及び魚雷搭載数:18基
自立行動期間:45日
乗員:52名



[プロジェクト06363潜水艦スタールイ・オスコルは8月17日に起工される]

現在、ロシア黒海艦隊向けに6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造が計画されており、この内2隻が起工済みです。
[プロジェクト06363(改キロ級)潜水艦]
[改キロ級潜水艦「ロストフ・ナ・ドヌー」起工]

[ロシア黒海艦隊は2017年に7隻の潜水艦を有する]
[ロシア海軍潜水艦ノヴォロシースクは2013年末に進水する]

1隻目の「ノヴォロシースク」は、2014年に黒海艦隊へ配備される予定です。
[ロシア黒海艦隊は2014年に新造艦を受領する]

記事中にある打撃ミサイル複合体「カリブル」は、以前は「クラブ」と呼ばれていた対艦/対地有翼ミサイルです。
対艦/対地/対潜ヴァージョンが存在し、潜水艦の533mm魚雷発射管から水中発射出来ます。
[対艦(対地)巡航ミサイル「クラブ」]

「カリブル」対地攻撃型は、最大射程2500kmになるとの事です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]


いわゆる「キロ」級(「ワルシャワンカ」級)は、大きく分けて以下のタイプがあります。

プロジェクト877(ソ連/ロシア海軍向け)
プロジェクト877後期型(ソ連/ロシア海軍向け、877の改良型)
プロジェクト877EKM(輸出用のダウングレード版)
プロジェクト636(877EKMの改良型、輸出用)
プロジェクト636M(636の改良型、輸出用)


今回のプロジェクト06363(ロシア海軍向け)は、更なる改良型であり、636Mよりも高性能になっているようです。
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