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ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを毎年10機受領する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年1月11日18時48分配信
【ロシア海軍対潜部隊の能力は近代化される艦載ヘリコプターKa-27により増大する】

海軍対潜部隊を構成する艦載航空隊は、より広範囲の能力を有するようになり、既に近代化された艦載ヘリコプターKa-27が姿を見せている。

2017年に海軍航空隊は10機の近代化されたヘリコプターKa-27Mを受領した。
近代化の作業は、公開株式会社『クメルタウ航空機製造事業』で行われている。
ヘリコプターKa-27Mは、ロシア海軍の全ての艦隊で軍備採用される。

国家軍備プログラムによると、この飛行装置の全ての集団が完全に近代化を終えるまで、海軍航空隊は毎年10機の近代化されたヘリコプターKa-27Mの受領を計画している。
海軍総司令部の技術的必要条件に沿って、ヘリコプターは機上電波電子兵装を更新し、新たな捜索システムが設置され、潜水艦の探知及び攻撃の為の新たな手段、更には電波音響兵装の受け入れを可能とし、このタイプのヘリコプターの意図された任務の遂行を著しく高める事を可能にする。

近代化の結果、ヘリコプターは現代的な地上及び艦の指揮所への情報伝達手段を導入し、他のヘリコプターとの通信は近代化される。
近代化されるヘリコプターKa-27Mの乗員は、エイスク市海軍航空隊戦闘動作・飛行再訓練センターで準備されている。

ヘリコプターKa-27、Ka-27Mは、陸上の飛行場及び海況5の波打つ海上の艦の甲板から飛行任務を遂行できる。
今日において、このクラスのヘリコプター海軍航空隊ヘリコプターの基礎を成している。
それは、遠海及び近海ゾーンにおいて、高い効率性で海軍グループの対潜防衛を保障する。
Ka-27M潜水艦及び水上艦の捜索、探知、追跡、攻撃の高い能力を有し、海上で遭難した飛行装置(航空機)、艦船の乗員の捜索と救助の実施、更には、艦船グループの活動を保障する為の輸送任務を遂行できる。



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現在、ロシア海軍は、艦載対潜ヘリコプターKa-27PLを約50機程度保有しており、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊海軍航空隊で運用されています。
これらのKa-27PLは、電子機器を換装する近代化改装が行なわれ、Ka-27Mへアップグレードされます。
[ロシア海軍の艦載ヘリコプターKa-27PLとKa-27PSが近代化される]
[ロシア海軍航空隊の長距離対潜哨戒機Tu-142及び対潜ヘリコプターKa-27は2020年までに全機が近代化される]

Ka-27PLの近代化型Ka-27Mは、2012年5月に第一次発注が行なわれると発表されました。
[ロシア海軍は艦載ヘリコプターKa-27Mを発注する]

【Ka-27M試作機(0909号機)】
その後、Ka-27M試作機(0909号機)は、北方艦隊での試験が行なわれました。
[艦載ヘリコプターKa-27Mの試験は北方艦隊で行なわれている]

2014年12月には、北方艦隊所属の4機のKa-27PLが近代化改修を行なう事になりました。
[ロシア海軍の対潜ヘリコプターKa-27PLの近代化改修が始まる]

近代化改装されたKa-27Mの最初の8機は、2015年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でした。
[ロシア海軍の8機の対潜ヘリコプターKa-27が2015年に近代化される]

しかし、引き渡しは1年遅れて2016年12月になりました。
[ロシア海軍航空隊は8機の近代化改装された艦載対潜ヘリコプターKa-27Mを2016年12月に受領する]

2016年12月19日、近代化されたKa-27Mの第1号機がロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mの第1号機を受領した]

その後、残りの7機も2016年12月末~2017年1月初頭までに引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は8機の近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

この内の6機は、北方艦隊へ配備されました。
[ロシア海軍北方艦隊は2017年に6機の近代化された艦上ヘリコプターKa-27Mを受け取る]

この他、2017年末までに、もう2機が引き渡されたようです。
(合計10機)

何機かのKa-27Mは、クラスノダール地方エイスク基地で各種試験や乗員の訓練などに使われているようです。
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Ka-27Mへの近代化改修作業は『クメルタウ航空機製造事業』で実施されています。
[ロシアン・ヘリコプターズはロシア海軍航空隊へ近代化されたヘリコプターKa-27Mを供給する準備を整えている]
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2018年1月9日、次のKa-27Mグループがロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

今回引き渡されたKa-27Mは、バルト艦隊、北方艦隊、太平洋艦隊へ配備されます。

1月11日、バルト艦隊航空隊の基地へ1機目のKa-27Mが到着しました。
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は近代化された艦載ヘリコプターKa-27Mを受領した]

ロシア海軍は、毎年10機のKa-27Mの受領を計画しており、単純に計算して、5年ほどで保有するKa-27を全て近代化改修できます。


この他、今回の記事では触れられていませんが、以前には保管状態に在ったKa-27の派生型である艦載輸送ヘリコプターKa-29も修復と復帰が進められています。
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月9日8時20分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊へ6機の更新されたヘリコプターKa-29が補充された】

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月21日13時20分配信
【バルト艦隊海軍航空隊は更新されたヘリコプターKa-29を受領した】


更に、Ka-27の後継機となる将来艦上ヘリコプター「ミノーガ」の開発も始まっています。
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は2025年頃から生産を開始する]
[ロシア海軍航空隊将来艦上ヘリコプター"ミノーガ"は汎用タイプとなる]
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