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エーゲ海でシエラレオネの貨物船と衝突したロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ヤーマルの修理が始まる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年1月16日8時13分配信
【大型揚陸艦「ヤーマル」はセヴァストーポリ及びケルチで修復される】
モスクワ、1月16日、インタファクス-AVN

セヴァストーポリ『セヴモルザヴォート』は、(2017年)12月30日にエーゲ海外国貿易船と衝突して損傷を受けた黒海艦隊大型揚陸艦「ヤーマル」の下部の鋼鉄部分の修理を開始した。
火曜日に『インタファクス-AVN』は艦船修理部分野(の情報提供者)より伝えられた。

「現在、合意作業は完了しております。
文書への署名までには、更に作業の実行性の算出が控えており、企業の専門家は船体の作業の実行へ着手しております」
対談者は話した。

「『セヴモルザヴォート』(『統合造船業営団』へ加入している艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』の支所)での修理を終えた後、艦はケルチの造船工場『ザリフ』へ向かい、アルミニウム-マグネシウム合金で出来ている上部構造物を復旧する特殊な作業が行なわれる事が決定されています」
彼は述べた。

「双方の企業における作業実行期間は、未だ決まってはおりませんが、それは最大限迅速に行われる事は明白でしょう」
対談者は付け加えた。

大型揚陸艦「ヤーマル」の航海事故の原因の調査の為、海軍総司令部及び黒海艦隊司令部の代表から成る委員会が作られた。

以前、黒海艦隊の代理人ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐は発表した。
「事故の責任は、海上での船舶衝突予防及び並行航路の追跡に関する国際法規に違反したシエラレオネ船籍の貨物船オルカ-2に在ります。
完全にロシア艦の左舷を追い越し、回避する事もなく、追い越しが確認された後、突然右側に進路を変え、衝突が起こったのですから」



ロシア黒海艦隊プロジェクト775大型揚陸艦「ヤーマル」(1988年12月30日就役)は、この数年間は黒海沿岸(ノヴォロシースク或いはセヴァストーポリ)からシリアタルトゥースへ貨物や人員などを輸送する任務、いわゆる「シリア・エクスプレス」に就いています。
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2017年には、計11回の「シリア・エクスプレス」に従事しました。

・1月29日にボスポラス海峡を南下、2月18日に北上
・3月2日にボスポラス海峡を南下、3月12日に北上
・3月25日にボスポラス海峡を南下、4月6日に北上
・4月11日にボスポラス海峡を南下、4月21日に北上
・4月28日にボスポラス海峡を南下、5月7日に北上
・5月12日にボスポラス海峡を南下、5月21日に北上
・8月25日にボスポラス海峡を南下、9月3日に北上
・9月15日にボスポラス海峡を南下、9月28日に北上
・10月11日にボスポラス海峡を南下、10月22日に北上
・11月5日にボスポラス海峡を南下、11月17日に北上

「ヤーマル」は2017年12月23日にボスポラス海峡を南下し、シリアへ向かいました。

そしてシリアから戻る途中、2017年12月30日にエーゲ海シエラレオネ貨物船「オルカ2」と衝突しました。

「ヤーマル」は2018年1月1日にボスポラス海峡を北上し、その後、セヴァストーポリへ帰港しました。

貨物船との衝突により、「ヤーマル」は上部構造物を破損し、船体にも損傷を受けた為、まずセヴァストーポリ艦船修理工場『セヴァストーポリ海洋工場』で船体の修理を行なう事になりました。
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船体の修理を終えた後、「ヤーマル」ケルチへ回航され、同地の『ザリフ』造船所で上部構造物の復旧が行なわれます。
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