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ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはアメリカ東海岸(ノースカロライナ沖)に現れた

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『インタファクス』より
2018年1月23日1時44分配信
【アメリカ合衆国軍は同国東海岸でロシア連邦の偵察艦を発見した】
モスクワ、1月23日、インタファクス-ロシア

アメリカ軍ロシア偵察艦「ヴィクトール・レオーノフ」ノースカロライナ沿岸から100海里(185キロメートル)の中立水域で発見した。
火曜日にテレビ局『CNN』は伝えた。

軍事分野の情報提供者は、ロシア連邦の軍艦の追跡は、アメリカ駆逐艦「コール」及び数隻の艦船により行なわれたとテレビ局へ話した。

数日前、カリブ海での偵察業務を終えた「ヴィクトール・レオーノフ」トリニダード・トバゴの首都港から出港した事は注目される。
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軍は『CNN』へ、ロシア偵察艦は以前からアメリカ合衆国東海岸、特に、キングス・ベイ、ノーフォーク、ニューロンドン海軍基地、そしてケープ・カナベラルの近辺で目撃されていると説明した。
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それが最後に見られたのは、昨年の2月と3月であった。

前年のデータを根拠に挙げ、軍の情報提供者は『CNN』へ、「ヴィクトール・レオーノフ」アメリカ合衆国沿岸で4~6ヶ月の期間に渡り偵察活動を行なうと予測した。



『ロシア黒海艦隊サイト』より
【中型偵察艦「オドグラフ」】

プロジェクト864中型偵察艦SSV-175ポーランドで建造され、1988年に就役し、当初は黒海艦隊へ編入されました。
ソ連邦解体後の1995年7月に北方艦隊へ転属し、2004年4月には「ヴィクトール・レオーノフ」と改名されました。


「ヴィクトール・レオーノフ」は、2014年前半にカリブ海で活動し、同年4月末にはニカラグア、ホンジュラスとの合同演習へ参加しています。
[北方艦隊の艦船はカリブ海で対麻薬国際演習に参加した]

2015年初頭にもカリブ海で行動しており、同年5月8日に北方艦隊基地セヴェロモルスクへ帰港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはカリブ海から戻ってきた]


2017年2月中旬、「ヴィクトール・レオーノフ」アメリカ東海岸沖に現れました。
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[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはアメリカ東海岸沖に現れた]

2017年3月7日にはキューバハバナ港を訪問しました。
[ロシア海軍北方艦隊の偵察艦ヴィクトール・レオーノフはキューバのハバナ港を訪れた]

その後、2017年5月に地中海へ入り、5月14日にはキプロスリマソール港へ寄港しました。
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そして2018年1月23日、「ヴィクトール・レオーノフ」アメリカ東海岸沖へ現れました。
その前にはカリブ海で行動しており、2018年1月中旬にはトリニダード・トバゴを訪れていたようです。
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