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ロシア海軍バルト艦隊航空隊の戦闘機Su-27、前線爆撃機Su-24、多用途戦闘機Su-30SMは戦闘飛行訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2018年1月26日13時52分配信
【バルト艦隊の飛行士は空中目標の迎撃及び仮想敵の施設へ打撃を加える事に取り組んだ】

カリーニングラード州バルト艦隊海軍航空隊航空基地の戦闘機飛行隊の飛行士は、Su-27のグループ操縦技術及び空中戦闘の要素へ取り組んだ。

パイロットは困難な操縦の要素及び高速目標の迎撃演習任務を遂行した。

特に、戦闘機Su-27の乗員の訓練計画では、指定地域での目標の捜索、検出、そして仮想敵航空機の飛行場への強制着陸へ従事した。

同時に、海軍航空隊前線爆撃機Su-24及び多目的戦闘機Su-30SMの乗員は、艦隊の海上及び陸上射爆場における水上及び地上目標への航空攻撃手段での仮想打撃へ取り組んだ。
パイロットは、正方形の海上で水上情勢を明確にする為の飛行任務を遂行し、更には仮想敵艦を模した標的への攻撃演習を行なった。

空中で打撃を与える事に加え、飛行士は困難な操縦形態へ取り組んだ:垂直、水平線及び編隊「横転」、戦闘方向転換、更には対空防衛手段による仮想敵からの捕捉回避。

合計で訓練には10機以上のバルト艦隊海軍航空隊の航空機が関わった。



バルト艦隊海軍航空隊戦闘機爆撃機は、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州へ配備されています。
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カリーニングラード州チェルニャホフスク飛行場に駐留する第4親衛独立海洋襲撃機航空連隊は、20機程度の前線爆撃機Su-24Mと6機程度の偵察機Su-24MRを保有しています。
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カリーニングラード州チカロフスク飛行場に駐留する第689親衛戦闘機航空連隊は、18機程度の戦闘機Su-27及びSu-27UBを保有しています。
ロシア海軍戦闘機Su-27を保有しているのは、バルト艦隊航空隊のみです。
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この他、チェルニャホフスク飛行場は、2016年12月初頭から多用途複座戦闘機Su-30SMの配備が始まっています。
[ロシア海軍バルト艦隊へ多用途複座戦闘機Su-30SMが配備される]

続いて2017年には、5機のSu-30SMチェルニャホフスク飛行場へ配備されました。
(つまり、現在までに計6機)
[ロシア海軍バルト艦隊は2機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]
[ロシア海軍バルト艦隊航空隊は3機の多用途複座戦闘機Su-30SMを受領した]

将来的には、バルト艦隊航空隊Su-24Mは、Su-30SMと完全に入れ替わることになります。
[多用途複座戦闘機Su-30SMはロシア海軍基地航空隊の主力となる]
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