ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはピョートル大帝湾で演習を実施した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2018年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年1月30日5時30分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の乗組員は海軍航空隊と共に洋上訓練を実施した】
ピョートル大帝湾海域で太平洋艦隊将兵は「敵」空中攻撃手段の攻撃を撃退する演習を実施した。
仮想敵の役割は、太平洋艦隊海軍航空隊の対潜航空機Il-38の乗員が演じた。
同時に、船員は、艦の生存の為の闘い(ダメージコントロール)訓練を実施した。
午後に「アドミラル・ヴィノグラードフ」は標準装備ヘリコプターKa-27を艦上へ受け入れ、対潜航空グループと連携して、艦上ヘリコプターのフライト実施の為の艦の制御の課題へ取り組んだ。
合計して大型対潜艦の甲板からKa-27の5回の離艦及び着艦が実施された。
「アドミラル・ヴィノグラードフ」の乗組員は更に、無防備の泊地に停泊中の艦の組織的防護及び防衛の為の演習を実行した。
演習中、水中工作部隊及び手段との戦闘に当たる定員の班は、艦の停泊場所で手榴弾の実習を行なった。
明日も大型対潜艦は海上での任務遂行の継続が計画されている。
ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2016年3月末にウラジオストクを出航し、東南アジア及び太平洋海域への遠洋航海を実施しました。
[大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ遠距離航海(2016年3月-8月)]
この遠洋航海中の2016年4月中旬にはアジア太平洋地域国際海軍演習『コモド-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフが参加した国際演習『コモド-2016』は終了した]
2016年5月には国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加する]
2016年7月にはハワイ沖まで行きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはハワイ沖へ現れた]
2016年8月8日にウラジオストクへ帰港しました。
その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようです。
2017年4月4日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は久々に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対潜戦闘及び機雷掃討訓練を行なった]
4月5日には対水上、対空砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で砲撃訓練を行なった]
4月11日~12日には沿海地方のニコラエフカ基地の艦載ヘリコプターKa-27が、出航した大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で発着艦訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった]
2017年10月2日、ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」の3隻は、アジア太平洋地域への遠距離航海の為、ウラジオストクを抜錨しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・パンテレーエフはアジア太平洋地域への遠距離航海へ出発した]

まず最初に、10月12日にブルネイのムアラ港を訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月12日4時20分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はブルネイへ業務寄港の為に到着した】
10月17日にムアラを出港し、ブルネイ海軍と合同演習を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月17日8時30分配信
【太平洋艦隊艦船はブルネイ海軍と合同演習『PASSEX』を実施した】
10月20日にフィリピンのマニラを訪問しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月20日4時37分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンへ業務寄港の為に到着した】
支隊は10月26日にマニラを出港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年10月26日10時58分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はフィリピンへの寄港を完了した】
その後、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は艦船支隊と別れて帰路に就き、11月9日にウラジオストクへ帰投しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月9日7時57分配信
【大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は遠距離航海からウラジオストクへ戻った】
「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、2017年11月20日にウラジオストクを訪問した日本海上自衛隊の護衛艦「はまぎり」のホストシップを務めました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月20日6時44分配信
【ウラジオストクへ日本自衛海軍の駆逐艦「ハマギリ」が到着した】
2017年11月25日には日本海上自衛隊の護衛艦「はまぎり」との合同救助演習『SAREX(Search and Rescue Exercise) -2017』を実施しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月25日7時13分配信
【太平洋艦隊及び日本の艦船は海上で合同捜索救助演習「SAREX-2017」を実施した】
太平洋艦隊からは「アドミラル・ヴィノグラードフ」の他に救助曳船「アラタウ」と水路調査艇「BGK-2151」が参加しました。
2018年1月17日にはピョートル大帝湾でヘリコプターKa-27の発着訓練を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年1月17日5時8分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊のヘリコプターKa-27乗員は大型対潜艦からの離艦及び着艦へ取り組んだ】
そして2018年1月30日、「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、沿海地方に駐留する太平洋艦隊航空隊の対潜哨戒機Il-38を敵機に見立てた対空防衛演習や、艦載ヘリコプターの発着訓練などを行ないました。
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