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ロシア第5世代重戦闘機Su-57の艦上戦闘機型が開発される

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月25日12時40分配信
【ロシアの戦闘機Su-57は将来航空母艦の為に適応できる】
モスクワ、2月25日、インタファクス

ロシアは、第5世代戦闘機Su-57の艦載ヴァージョンを取得できる。
クルイロフ国立科学センターの水上艦設計部長ワレンチン・ベロネンコは述べた。
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「決定が下された場合、それ(Su-57)は、甲板(航空母艦)の為に適応します」
ワレンチン・ベロネンコ
テレビ局『ズヴェズダー』の生放送で話した。

ロシア連邦国防省の海軍兵器軍事研究センターの艦船将来計画部長ウラジーミル・ペペリャエフは、ロシア将来航空母艦プロジェクトには、トランポリン(スキージャンプ)加速装置(カタパルト)の並行装備が提供されると述べた。
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「トランポリンと加速装置を併用すれば、全ての航空機の発艦能力が増加します」
ウラジーミル・ペペリャエフ
は話した。

Su-57(T-50、前線航空隊将来航空複合体、PAK FA)は、ロシア第5世代多目的戦闘機であり、スホーイ試作設計局により開発された。
それは、遠距離及び近距離戦闘における全ての種類の空中目標の破壊、敵の地上、水上目標の撃破、敵の対空防衛システムの突破、駐留場所から大きく離れた空中空間のモニタリングを行ない、敵の航空機の行動管制システムの破壊の為に意図されている。

PAK FAの初飛行は、2010年1月29日にコムソモリスク・ナ・アムーレで行なわれた。

最近、非公式情報筋から、4機の戦闘機Su-57シリアロシアグループへ登場した事が知られるようになった。
「我々の数多くの兵器はシリアでの評価が行なわれており、Su-57も、そこへ向かいました。
これは、新たな戦闘機の他の気候条件での試験、そして更には防塵の試験を行なうための機会です」

情報筋は『インタファクス』へ話した。



ロシア第5世代重戦闘機スホーイSu-57(T-50)は、2010年1月29日に試作機の初飛行が行なわれました。


現在までに10機の飛行試験用試作機と3機の地上試験用試作機が製造され、各種試験が行なわれています。

2017年12月5日には、新たなエンジン(製品30)を搭載したSu-57試作機の初飛行が行なわれました。


Su-57の第1次量産機12機(1個飛行隊分)の製造契約は2018年の署名が予定されており、最初の2機は2019年にロシア航空宇宙軍へ引き渡されます。
『タス通信』より
2018年2月8日6時0分配信
【(ロシア)国防省は2018年に12機の戦闘機Su-57の供給契約へ署名する】

Su-57は国家受領試験の第1段階を完了し、ロシア航空宇宙軍での「試験-戦闘運用」が始まっています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年2月8日7時17分配信
【最新戦闘機Su-57は試験-戦闘運用へ採用された】

将来的には、ロシア海軍将来航空母艦艦上戦闘機としてSu-57の艦上戦闘機型が作られる事になります。
ただ、具体的な開発時期は未だ決まっていないようですが・・・
[ロシア第5世代戦闘機T-50(PAK FA)の艦上戦闘機型が開発される]
[ロシア海軍将来正規空母は第5世代重戦闘機Su-57の艦上機型を搭載し、カタパルトとスキージャンプを並行装備する]



記事中で触れられていますが、2018年2月下旬、シリアフマイミーン航空基地へ2機のSu-57が到着しました。
『インタファクス』より
2018年2月22日10時38分配信
【メディアはロシア第5世代戦闘機がシリアへ現れたと報じた】

Su-57シリアで兵装などの試験を行なうようです。
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年2月23日8時58分配信
【シリアでSu-57の戦闘能力の試験が行なわれるかもしれない-情報筋】

その数日後、更に2機のSu-57フマイミーン航空基地へ到着しました。
(つまり、合計で4機)
『インタファクス』より
2018年2月24日10時57分配信
【シリアの活動家は更なる2機のロシアのSu-57がシリアに居ると伝えた】
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