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ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフと小型ロケット艦スメルチは近代化改装される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月5日1時57分配信
【軍艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は打撃ミサイル兵器で強化される】
モスクワ、3月5日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊プロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は修理及び近代化を実施しており、打撃ミサイル兵器で強化される。
太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は語った。

「我々は、年齢が20~30年になる艦の運用を断念してはおりません。
これらの艦は、近代化の余地を持っております。
疑いも無く、このような艦は、沿海地方多種戦力小艦隊に所属しているプロジェクト1155大型対潜艦であります。
現時点で、これらの最初の1隻~大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフの修理及び近代化の作業が進められています。
その中で、同艦は打撃ミサイル兵器で強化されます」
アヴァキャンツ
は、ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、こう話した。
これは月曜日にサイトで公開された。

彼は、現在、プロジェクト1234小型ロケット艦「スメルチ」の近代化作業へ入る段階を完了している付け加えた。
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「対艦有翼ミサイル"マラヒート"の有る場所は、より現代的なミサイル"ウラン"へと譲られます」
提督は説明した。


ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』より
2018年3月5日0時2分配信
【セルゲイ・アヴァキャンツ大将:それが戦闘準備態勢に関連しているのならば、我々にとって2流の課題では無い】
ロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将へのインタビュー記事。



太平洋艦隊プロジェクト1155大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(1986年2月2日就役)は、2016年春からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォート』で近代化改装工事が行なわれています。
2018年2月16日には火災事故を起こしています。
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[ウラジオストクで近代化改装中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフで火災が発生した]

今回、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ提督は、「マルシャル・シャーポシニコフ」が近代化改装により打撃ミサイル兵器で強化されると言っています。

「マルシャル・シャーポシニコフ」は近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは近代化改装によりウラン対艦ミサイルを装備する]

この他、有翼ミサイル「カリブル」垂直発射機3S-14も装備されるようです。
ブログ『BMPD』より
2017年8月19日配信
【大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」の近代化で2基の汎用垂直発射装置3S-14モジュールが設置される】


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この他にアヴァキャンツ提督は、太平洋艦隊プロジェクト1234小型ロケット艦「スメルチ」(1984年3月4日就役)も近代化改装されると発言しています。
同艦も近代化改装により対艦ミサイル「ウラン」を装備します。
[ロシア海軍のプロジェクト12341小型ロケット艦(ナヌチュカ級)は近代化改装される]
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