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ロシア海軍太平洋艦隊の小型ロケット艦ラズリーフはカムチャツカ半島で対地砲撃訓練を実施した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年3月7日5時58分配信
【カムチャツカで太平洋艦隊の軍艦「ラズリーフ」は沿岸射爆場の目標を砲撃で撃破した】

ロシア北東の連合部隊の艦は、海上での錬成任務K-2(海上における単艦での意図された行動)の要素への取り組み計画の下で戦闘訓練を実施している。

カムチャツカ沿岸の戦闘訓練射爆場で、太平洋艦隊小型ロケット艦「ラズリーフ」は、組織的対空防衛及び艦の生存の闘い(ダメージコントロール)、海上での捜索と救助を含めた一連の演習及び訓練を実施した。

「ラズリーフ」の砲手は、沿岸の識別が困難なポジションの標的への一連の砲射撃を成功裏に実施し、仮想敵の強化トーチカを破壊した。

戦闘訓練実施中の客観的な監視は、太平洋艦隊海軍航空隊無人飛行装置「オルラーン-10」を使用して行なわれた。
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プロジェクト12341小型ロケット艦「ラズリーフ」は、ウラジオストク造船工場で1986年11月1日に起工され、1991年11月16日に進水し、1991年12月31日に海軍へ納入されました。
1992年2月11日に太平洋艦隊へ編入され、正式に就役しました。

現在は、カムチャツカ半島ペトロパブロフク・カムチャツキーに駐留する第114水域防備艦旅団第66小型ロケット艦大隊に所属しています。

対艦ミサイル「マラヒート」を主兵装とする小型ロケット艦「ラズリーフ」ですが、今回の演習では、艦後部に搭載されている76mm砲による沿岸目標への砲撃を行ないました。


ウラジオストク造船工場では太平洋艦隊向けに計4隻のプロジェクト1234小型ロケット艦「スメルチ」、「イネイ」、「モローズ」、「ラズリーフ」~が建造されましたが、この内、一番最初に建造された「スメルチ」(1984年3月4日就役)は、対艦ミサイルを換装するなどの近代化改装を行ないます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフと小型ロケット艦スメルチは近代化改装される]
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