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近代化改装されるロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)の1隻目は2021年以降に復帰する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年3月5日1時44分配信
【太平洋艦隊は「カリブル」に適応した巡洋艦を2021年以降に受領できる】
モスクワ、3月5日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊ミサイル複合体「カリブル」に適応した原子力水中巡洋艦プロジェクト949Aを2021年以降に受領できる。
太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将は語った。

「原子力水中巡洋艦プロジェクト949Aの近代化及び新たな兵器への再装備プランは存在しています。
それは、対艦ミサイル"グラニート"に代わり、有翼ミサイル複合体"カリブル"へ適応させるものです。
この方向性への実際の作業は既に沿海地方の工場ズヴェズダーで進められており、おそらく、近代化された艦の内の1隻が艦隊の常時即応部隊へ加わるのは、2021年以降になるでしょう」
アヴァキャンツ
は、ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、こう話した。
これは月曜日にサイトで公開された。

彼は、近代化された後の原子力水中ロケット巡洋艦プロジェクト949Aには「増大したミサイル弾薬数が存在する」事を指摘した。


ロシア連邦軍機関紙『クラースナヤ・ズヴェズダー』より
2018年3月5日0時2分配信
【セルゲイ・アヴァキャンツ大将:それが戦闘準備態勢に関連しているのならば、我々にとって2流の課題では無い】
ロシア太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将へのインタビュー記事。



【極東工場『ズヴェズダー』公式サイト】
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極東工場『ズヴェズダー』は、沿海地方ボリショイ・カーメニ市に在る艦船修理工場です。

以前には、旧ソ連の大量の除籍原潜の解体工事を行なっていました。

最近では、太平洋艦隊原子力潜水艦のオーバーホールや近代化改装を行なっています。
[近代化された原子力巡洋潜水艦クズバスはロシア海軍太平洋艦隊へ復帰した]
[ロシア海軍の原子力戦略用途水中巡洋艦リャザンは近代化改装を終えて太平洋艦隊へ復帰し、カムチャツカ半島のヴィリュチンスク基地へ戻った]

更に極東工場『ズヴェズダー』では、プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII)の近代化改装が行なわれています。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]
[太平洋艦隊のオスカーII級原潜3隻は2020年までに近代化される]

現在までに太平洋艦隊の2隻の949A「イルクーツク」「チェリャビンスク」『ズヴェズダー』へ回航され、近代化改装工事が進められています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは汎用ミサイル発射機を装備する]
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]
[ロシア太平洋艦隊の3隻の原潜は近代化改装の為に移送された]

近代化される949Aは、有翼ミサイル「オーニクス」「カリブル」の両方を運用できる汎用ミサイル発射機を装備しますが、将来的には、この汎用発射機から極超音速ミサイル「ツィルコン」も発射できるようになります。
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)は近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備する]
[ロシア海軍のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)4隻が近代化改装され、72基の巡航ミサイルを搭載する]

極東工場『ズヴェズダー』では、計4隻の太平洋艦隊949Aの近代化改装が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊のプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)4隻は沿海地方のボリショイ・カーメニで近代化改装される]

現在、太平洋艦隊には5隻の949A(「イルクーツク」、「チェリャビンスク」、「トヴェリ」、「オムスク」、「トムスク」)が在籍していますから、この内の1隻を除いて全て近代化改装が行なわれる事になります。

近代化改装の対象から除かれるのは、2014年12月末にオーバーホールを完了している「トムスク」になるようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦トムスクは任務を終えてカムチャツカへ帰港した]


今回、太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴャキャンツ提督は、近代化改装を終えた949Aの1隻目が復帰するのは、2021年以降になると発言しました。
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