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セヴェロドヴィンスク造船所はロシア海軍の第4世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと第4世代多用途原潜カザンの航海試験の準備を進めている

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年3月20日8時41分配信
【原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」と第4世代ロケット艦のトップ「カザン」は更なる試験の準備を行なっている-株式会社『セヴマシュ』総取締役】
モスクワ、3月20日、インタファクス-AVN

プロジェクト「ボレイ-A」原子力潜水艦「クニャージ・ウラジーミル」第4世代ロケット艦プロジェクト「ヤーセン-M」のトップ「カザン」は、現在、更なる試験の準備を行なっている。
株式会社『生産合同・北方機械製造事業』(セヴマシュ)総取締役ミハイル・ブドニチェンコは述べた。
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「2017年12月、プロジェクト"ボレイ-A"原子力潜水艦クニャージ・ウラジーミルは船台から出渠し、現在は、更なる試験の準備を行なっております。
同プロジェクトの他の艦の建造は、ロシア連邦国防省に承認されたスケジュールに沿っております」
ミハイル・ブドニチェンコ
は、火曜日に発行された『イズベスチヤ』紙のインタビューに対し、こう話した。

彼は更に付け加えた。
「一般的に、シリーズの次の艦の引き渡しは早くなります。
何故ならば、既に機器の動作は示されていますから」


多目的原子力潜水艦プロジェクト「ヤーセン-M」の引き渡し時期と隻数の質問に答え、生産合同『セヴマシュ』総取締役は説明した。
「第4世代ロケット艦のトップであるカザンは、現在、当社の岸壁に在り、海洋試験の準備をしております」

「原子力潜水艦アルハンゲリスクを含む同プロジェクトの他の艦は、船台での時期における造船台の過程に在ります。
セヴマシュが建造する原子力艦の隻数については、以前に海軍総司令官ウラジーミル・イワノヴィチ・コロリョーフ閣下が仰られた通り、プロジェクト"ヤーセン-M"原子力潜水艦が6隻、ボレイ-Aロケット艦が5隻です。
これらは、国内の原子力水中造船の、より良い成果を具現化したものです」
ミハイル・ブドニチェンコ
は強調した。



プロジェクト955「ボレイ」級戦略用途原子力水中巡洋艦の4番艦(プロジェクト955A「ボレイ-A」としては1番艦)「クニャージ・ウラジーミル」は、2012年7月30日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2017年11月17日に進水しました。

[ロシア海軍最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミル進水(2017年11月17日)]

現在は造船所の岸壁で艤装中であり、2018年には洋上試験が行なわれます。
[ロシア海軍北方艦隊は2018年に最新鋭戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの洋上試験を行なう]


プロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の2番艦(改型のプロジェクト885M「ヤーセン-M」としては1番艦)「カザン」は、2009年7月24日にセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で起工され、2017年3月31日に進水しました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンはセヴェロドヴィンスク造船所で進水した]


2017年7月末からは造船所の岸壁で係留試験が始まりました。
[ロシア海軍の第4世代原子力水中巡洋艦ヤーセン級2番艦カザンの係留試験が始まった]

現在は航海試験の準備が進められています。


この2隻の原潜北方艦隊への配備が予定されており、既に乗組員も編成されています。
[ロシア海軍北方艦隊潜水部隊は新世代戦略原潜クニャージ・ウラジーミルと多用途原潜カザンの乗組員を編成した]

現在の所、この2隻のロシア海軍への引き渡しは、2018年末に予定されています。
[新世代多用途原潜カザンと戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2018年にロシア海軍へ引き渡される]
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