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ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ニコライ・フィリチェンコフとオルスクはクリミア半島で上陸訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2018年3月20日14時9分配信
【クリミアで黒海艦隊の大型揚陸艦の乗組員は海軍歩兵の軍用車両の積載及び海洋揚陸部隊の上陸へ取り組んだ】

黒海艦隊の戦闘訓練計画に沿って、クリミアオプーク射爆場で戦術特殊訓練が行なわれ、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」「オルスク」の乗組員と黒海艦隊独立海軍歩兵旅団の部隊は、その中で大型揚陸艦への軍用車両及び海軍歩兵隊員の組織的な積載、更には、無防備の海岸への海洋揚陸部隊の上陸へ取り組んだ。

訓練中、艦への車両の積載基準量は一時的に除去され、揚陸部隊の上陸の際に仮想戦闘を行なう各戦闘車両乗員の行動の正常さが評価された。

訓練には、海軍歩兵の300名の将兵と30両の車両が参加した。



黒海艦隊大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」152(1975年12月30日就役)は、2017年前半には「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸からシリアタルトゥース港への物資輸送任務)へ7回従事しましたが、同年8月初頭に黒海へ戻ってからは、演習などに従事していました。

黒海艦隊大型揚陸艦「オルスク」148(1968年12月5日就役)は、2017年12月に長期修理を終えて10数年ぶりに艦隊へ復帰し、2018年からは「シリア・エクスプレス」へ2度従事しており、3月中旬に黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦オルスクはシリアへの輸送任務に就いた]


そして2018年3月20日、2隻の大型揚陸艦クリミア半島オプークで上陸訓練を行ないました。
「オルスク」にとっては、10数年ぶりの上陸訓練になります。
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「ニコライ・フィリチェンコフ」「オルスク」は就役から40年以上のオールドタイマーですが、まだまだ現役に留まるようです。
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