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ロシア海軍太平洋艦隊は沿海地方で上陸演習を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年3月22日5時20分配信
【太平洋艦隊の大型対潜艦は沿岸の困難な目標を砲で撃破する演習を行なった】

本日(3月22日)、戦闘訓練計画に従い、太平洋艦隊沿海地方多種戦力小艦隊の艦は、艦砲を用いて仮想敵の地上目標を破壊する演習を実施した。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、艦隊の海洋揚陸射爆場の1つで火力支援艦支隊の一員として行動し、砲射撃を実施し、仮想敵の永久強化砲台及び車両を模したものを含め、見えない沿岸目標を破壊した。

更に艦は、無保護の泊地に停泊中の組織的対水中工作防衛の課題へ取り組み、実際に擲弾の警告射撃を行なった。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年3月22日8時40分配信
【太平洋艦隊の大型揚陸艦は沿海地方で砲射撃を実施し、揚陸部隊の上陸へ取り組んだ】

本日(3月22日)、太平洋艦隊の戦闘訓練計画に従い、大型揚陸艦「オスリャービャ」は指示された任務の下で砲射撃を実施した。
以前、大型揚陸艦の乗組員は一連の訓練を行ない、海上で戦闘訓練を実施する許可を得た。

大型揚陸艦「オスリャービャ」は、第2錬成任務(K-2)へ取り組み、仮想敵の航空隊水上艦が抵抗している条件下で単艦での海洋揚陸部隊の上陸演習へ参加した。

海上を移動した艦は、海上曳航盾への射撃を行ない、その後、危険な機雷を一掃し、海洋機雷の模型を砲撃で破壊した。

更に、海軍航空隊対潜航空機Il-38Nと連携し、大型揚陸艦は仮想敵の空中攻撃手段を撃退し、高射砲を効果的に使用し、パラシュートで投下された標的を撃破した。

更に船員は、沿岸への航行と、無防備の海岸への車両と人員の上陸へ取り組んだ。



太平洋艦隊の約20隻の艦船は、2018年3月20日からピョートル大帝湾で演習を開始しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の約20隻の艦船はピョートル大帝湾で演習を行なった]
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、演習1日目には機雷敷設訓練を行ない、大型揚陸艦「オスリャービャ」は砲撃訓練を行ないました。

演習2日目の3月21日には、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」の対空防衛訓練、潜水艦2隻による『決闘』(対決)方式の演習が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは日本海の対空防衛演習で実弾射撃を行なった]


演習3日目の3月22日は沿海地方での上陸訓練が行なわれ(おそらくはクレルカ岬)、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」などによる砲撃支援の後、大型揚陸艦「オスリャービャ」海軍歩兵部隊を上陸させました。
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