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ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは日本海で対潜戦闘訓練を行なった

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年3月28日6時46分配信
【太平洋艦隊の軍艦は日本海で対潜演習を実施した】
ウラジオストク、3月28日、インタファクス-極東

ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」で構成される打撃艦グループは、水曜日に日本海で対潜演習を実施した。
水曜日に太平洋艦隊広報サービスは発表した。

「ピョートル大帝湾でアドミラル・パンテレーエフは、沿海地方多種戦力小艦隊の潜水艦連合部隊の内の1隻が役割を演じる仮想敵潜水艦の捜索を行ないました」
声明では、こう述べられた。

課題を解決する為に、艦上対潜ヘリコプターKa-27が関わった事が明らかにされた。

「潜水艦への接触を確立した後、それ(Ka-27)は、所在地点をロケット巡洋艦ワリャーグへ転送しました。
アドミラル・パンテレーエフは、水中の目標を反応深海爆雷で攻撃しました。
次に、太平洋艦隊旗艦は、更なる反応爆雷の指定場所への射撃を実施し、演習用魚雷の一斉射撃を行ないました」
広報サービスは発表した。

以前、仮想敵潜水艦の捜索と破壊の課題は、太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」により解決された事が指摘された。



太平洋艦隊の約20隻の艦船は、2018年3月20日からピョートル大帝湾で演習を開始しました。

太平洋艦隊旗艦ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)は、演習1日目には遭難した船の救助訓練などを行ないました。
同日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(564)「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572)は機雷敷設訓練を行ない、大型揚陸艦「オスリャービャ」(077)は砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の約20隻の艦船はピョートル大帝湾で演習を行なった]

3月21日には、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」の対空防衛訓練、潜水艦2隻による『決闘』(対決)方式の演習などが行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは日本海の対空防衛演習で実弾射撃を行なった]
[ロシア海軍太平洋艦隊の通常動力潜水艦2隻は日本海で『決闘』を行なった]

3月22日には、沿海地方での上陸訓練が行なわれ(おそらくはクレルカ岬)、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」などによる砲撃支援の後、大型揚陸艦「オスリャービャ」海軍歩兵部隊を上陸させました。
[ロシア海軍太平洋艦隊は沿海地方で上陸演習を行なった]

3月26日には、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」による対潜戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは対潜戦闘訓練を行なった]

3月27日には、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」による対空戦闘訓練が行なわれました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツとアドミラル・ヴィノグラードフは対空戦闘訓練を行ない、短距離艦対空ミサイルを発射した]


そして3月28日、今度はナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」が対潜戦闘訓練を行ないました。

「アドミラル・パンテレーエフ」「ワリャーグ」は、「反応深海爆雷」~RBU-6000対潜/対魚雷ロケットを発射しました。
[ロシア海軍の為の対潜/対魚雷ロケットの生産が再開される]

「ワリャーグ」は更に、533mm魚雷の一斉発射を行ないました。
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「敵役」は、ウラジオストク南部のウリス湾に駐留する第19潜水艦旅団所属の1隻の潜水艦が務めました。
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