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ロシア海軍艦船のモザンビークへの寄港手続きは簡略化される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2018年4月4日17時6分配信
【ロシアとモザンビークは海軍の艦船の寄港簡略化の合意へ署名した】
モスクワ、4月4日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア軍用艦船モザンビークの港への寄港手続き簡略化の政府間合意及び海軍分野での協力の覚書は、水曜日に両国の国防省の間で署名された。

文書への署名は、ロシア連邦国防長官セルゲイ・ショイグと、モザンビーク軍当局のトップ、アタナジー・サルヴァドロム・ムツムケ少将の会談中に行なわれた。

「期待される事として」ショイグは話した。
「本日に署名されたロシア軍用艦船のモザンビークの港への寄港手続き簡略化の政府間合意、更には、我々の国防省の間の海軍分野での協力の覚書は、軍事連携の発展の衝動の増補に寄与するでしょう」



ロシア海軍艦船の寄港の簡略化というのは、要するに、ロシア海軍の艦船は、その国の港へ殆ど自由に入港できるようになるという事です。

2014年11月にはベトナムとの間でカムランへの海軍の艦船寄港手続き簡略化協定へ署名しました。
『タス通信』より
2014年11月27日14時52分配信
【情報筋:ロシアとベトナムはロシア連邦艦船のカムランへの寄港手続き簡略化の合意へ署名した】

2015年2月には中央アメリカニカラグアとの間で海軍の艦船寄港手続き簡略化協定へ署名しました。
『タス通信』より
2015年2月12日15時18分配信
【情報筋:ロシア連邦とニカラグアは軍用艦船の寄港手続き簡略化の合意へ署名する】

この他、2015年には、キプロス、エジプト、赤道ギニアの3ヶ国がロシアと艦船寄港簡略化協定を締結しています。
[ロシアとキプロスは軍事協力協定を結んだ]
[ロシア海軍の艦船はエジプトの港を簡単に利用できるようになる]
[ロシアと赤道ギニアはロシア海軍艦船の寄港手続きを簡略化する協定を締結した]

2016年11月には、大西洋中部に位置する島国カーボベルデロシアが艦船寄港簡略化協定を締結しています。
[ロシア海軍艦船のカーボベルデへの寄港手続きは簡略化される]

この他、2017年12月には、タルトゥースロシア海軍基地に関するシリアとの協定が批准されており、こちらも艦船寄港は簡略化されています。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]

2018年1月には、ミャンマーへの艦船寄港簡略化を含むロシアミャンマーの軍事協力協定が締結されました。
[ロシア海軍艦船のミャンマーへの寄港手続きは簡略化される]


そして2018年4月4日、アフリカ南東モザンビーク共和国ロシア連邦は、ロシア海軍の艦船寄港簡略化協定を締結しました。


ロシア海軍艦船のモザンビークの港への寄港は、それほど多くありませんが、最近では、2017年3月下旬に北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」、救助曳船「アルタイ」、中型海洋給油船「ドゥブナ」ポルト・アメリア(ベンパ)へ寄港しています。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はモザンビークを訪問した]
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