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クリル諸島への新型地対艦ミサイル配備は2014年までに完了する

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『ロシア通信社ノーボスチ・極東管区ニュース』より
【クリル諸島における軍集団の増強は2014年までに完了する-ロシア連邦軍参謀本部総長】
モスクワ、8月28日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアは2014年までにクリル諸島の軍集団の増強を完了する。
軍は沿岸複合体「バスチオン」及び「バル」を装備する事になるだろう。
火曜日、ロシア連邦軍参謀本部総長ニコライ・マカロフ上級大将は記者団に伝えた。

「クリルにおける計画は大統領により承認されました。
2つの最新の軍事都市が建設されます。
機器及び兵器の供給は計画通りです。
むろん私共は、大統領の決定の実行を1-2年で完了させます」

マカロフ氏は述べた。

クリル諸島に配備される武器が何であるかと言う質問に応え、マカロフ氏は、部隊が戦車で増強される事は無いと答えた。
「時には4メートルも雪が積もるような所に、戦車を置く理由が有るんですか?」
マカロフ氏は述べた。

「私共は、そこに集団を配置します。私共は、これが地域の安全保障を提供するものと期待しております。
それは、複合体バスチオン、複合体バルになるでしょう」

参謀本部総長は述べた。
(2012年8月28日10時28分配信)


記事中で述べられている複合体「バスチオン」は、「オーニクス」超音速対艦ミサイルの地上発射ヴァージョンです。
ミサイルの最大射程は300kmです。


複合体「バル」は、「ウラン」亜音速対艦ミサイルの地上発射ヴァージョンです。
ミサイルの最大射程は120kmです。


現在、クリル諸島に配備されているロシア太平洋艦隊沿岸軍地対艦ミサイルは、旧式化した「リドゥート」です。
[ロシア太平洋艦隊の地対艦ミサイル部隊]

「リドゥート」は、シムシル島О. Симуширイトゥルプ島О. Итурупに配備されています。

これらの旧式化した装備を「バスチオン」及び「バル」で更新するという事です。
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