fc2ブログ

ロシア海軍バルト艦隊の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29はバルト海に墜落した

18-0413a.jpg
『タス通信』より
2018年4月13日8時26分配信
【ヘリコプターKa-29はバルト海で墜落した】
バルチースク、4月13日/タス通信

木曜日夕方、輸送戦闘ヘリコプターKa-29バルト海での試験飛行中に墜落し、2名の工場メーカー飛行士は死亡した。
金曜日、バルト艦隊広報サービスは発表した。

「モスクワ時間で2018年4月12日の23時30分頃、バルト海エリアで夜間試験飛行を行なっていたヘリコプターKa-29は事故により失われました。
乗員の2名の企業(ヘリコプターの製造社)の試験飛行しは死亡しました」

広報サービスは話し、付け加えた。
「フライトは、寒冷気象条件下で行なわれていました」
墜落場所では捜索作業が行なわれている。

カリーニングラード気象台タス通信へ伝えたように、先日、夜間の風速は毎秒12メートルを越えてはおらず、波の高さは約1メートルであった。
この金曜日には、曇りへ変わると予想される。
突発的に風が秒速12~14メートルに強まることも有り得る。
波の高さは1.5メートルに達し、大気の温度は10~12度、水中の温度はプラス8度。

「バルト海のカリーニングラード州海域は、船の移動に関し、何の困難も有りません。
全ては標準であり、全て正常です」
カリーニングラード海上救助サブセンター
の当直は付け加えた。

Ka-29は、N.I.カモフ記念試験設計局により1980年代初頭に開発された。
艦上の海軍歩兵部隊の揚陸、火力支援、様々な貨物の輸送の為に意図されている。



18-0413c.jpg
カモフ対潜ヘリコプターKa-27の派生型である戦闘輸送ヘリコプターKa-29は、プロトタイプKa-252TBが1976年7月28日に初飛行した後、1984年から1991年までに『クメルタウ工場』で59機が生産されました。
海軍への軍備採用(制式採用)は1987年8月8日です。

ソ連邦時代には、プロジェクト1174大型揚陸艦(イワン・ロゴフ型)へ搭載されていましたが、1990年代以降に1174が退役した為、搭載艦が無くなり、殆どが予備役として保管されました。
16-1221e.jpg

現在、ロシア海軍が保有するKa-29は28機であり、2015年頃までは極一部の機体だけが稼働状態に在りましたが、2016年から修復が開始されました。
[ロシア海軍航空隊へ戦闘輸送ヘリコプターKa-29が復活する]

2016年12月、太平洋艦隊向けのKa-29の修理が完了し、沿海地方へ送られました。
16-1226d.jpg
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の艦載輸送戦闘ヘリコプターKa-29が修復された]
[ロシア海軍太平洋艦隊は修復された戦闘輸送ヘリコプターKa-29を受領する]

2017年11月上旬にも太平洋艦隊Ka-29が再配備されました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年11月9日8時20分配信
【太平洋艦隊海軍航空隊へ6機の更新されたヘリコプターKa-29が補充された】


2017年11月下旬、バルト艦隊にもKa-29が再配備されました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2017年11月21日13時20分配信
【バルト艦隊海軍航空隊は更新されたヘリコプターKa-29を受領した】


18-0413b.jpg
2018年4月12日、バルト艦隊Ka-29カリーニングラード州タラン岬沖の海上へ墜落し、乗員2名は死亡しました。
死亡した2名は海軍軍人では無く、製造会社のヘリコプター操縦士でした。

なお、非公式筋からの情報ですが、墜落したKa-29は、軍艦への夜間着艦を行なっており、最初の4回は問題なく着艦できたのですが、5回目で失敗して墜落したとの事です。
『タス通信』より
2018年4月13日10時48分配信
【情報筋」墜落したKa-29は試験の実施中に艦への着艦へ取り組んでいた】

この艦は、現在バルト海で洋上試験中の大型揚陸艦「イワン・グレン」のようです。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年4月13日12時28分配信
【情報筋:墜落したKa-29は大型揚陸艦「イワン・グレン」への着艦へ取り組んでいた】
関連記事
スポンサーサイト