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ロシア海軍地中海作戦連合部隊は地中海東部でイギリスのアスチュート級原潜を追尾した

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年4月17日9時5分配信
【メディア:ブリテンの潜水艦はロシア海軍の艦のせいでシリアを急襲できなかった】

地中海のロシア海軍のフリゲート及び潜水艦は、4月14日・土曜日のアメリカ合衆国及び同盟国のシリアへのミサイル打撃へ参加するブリテンの多目的原子力潜水艦「アスチュート」級を妨害した。
『ザ・タイムズ』紙はブリテン国防省の情報提供者の談話を引用して報じた。


新聞の対談者は、ブリテン潜水艦は、常に位置を変え続けていたが、ロシアタルトゥース基地から出てきた地中海ロシア海軍常設作戦連合部隊の一員である2隻の潜水艦及び2隻のフリゲートに追跡されていた。
『RBC』が指摘したように、ブリテン潜水艦は、ロシア海軍の艦の動きを追跡しているアメリカ対潜航空機P-8「ポセイドン」の支援を受けていた。

対立は数日間続き、『ザ・タイムズ』が明らかにしたように、ブリテン潜水艦は発見からの回避を試みた。

ブリテン「アスチュート」級潜水艦は、艦内に20基の有翼ミサイル「トマホーク」を搭載できる。
それは、150基の「トマホーク」の発射が可能なアメリカ潜水艦に比べると少ない。
しかし、『ブリテン戦略研究所』の専門家ニック・チャイルズ『ザ・タイムズ』へ指摘したように、グレートブリテン潜水艦艦長は、仮想敵の撃滅には不十分な同時に僅かな数のミサイルの発射の練習しかしていない。

4月14日・土曜日、アメリカ合衆国、グレートブリテンおよびフランス軍は、シリアの目標へ打撃を与えた。
攻撃は、化学兵器の製造に関連すると推測される3つの施設に対して行なわれた。
目標の1つは、バルゼの科学研究センターであった。

ブリテン当局によると、土曜日のシリアへの攻撃には、グレートブリテン空軍の4機の航空機「トーネード」が参加した。
これらは、シリアの空中空間へ進入せずにミサイル「ストームシャドウ」を発射した。
この弾薬(ミサイル)の行動距離は約450キロメートルである。

シリアへの攻撃は、4月7日のドゥーマーでの事件がきっかけとなった。
一部では、このシリアの都市で化学兵器が使用されたと言われた。
この情報に対し、ロシアセンターは、使用したのは敵側であると反論した。
4月14日・土曜日、事件の事実の検証の為、化学兵器禁止の機関の専門家がダマスカスへ来た。



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シリアタルトゥース港には、1971年からロシア海軍第720物資-技術サービス供給所が置かれています。

これは、地中海東部で行動するロシア海軍の艦船へ各種物資を供給し、更には、技術サービスの供給~艦船の整備や簡単な修理を行なう為のものです。

「技術サービスの供給」の為、タルトゥースにはロシア海軍工作船1隻が交代で常駐しています。

2017年12月下旬には、タルトゥース港に関する協定がロシア連邦議会で批准されました。
[タルトゥースのロシア海軍基地に関するロシアとシリアの協定は批准された]

ロシア海軍は2013年初頭から地中海東部へ艦船を常時展開させており、同年6月1日には、地中海ロシア海軍艦船を統一指揮する為、「地中海作戦連合部隊」が創設されました。
[ロシア海軍地中海作戦部隊は6月1日から任務を遂行している]


現在、地中海東部には、以下の艦船を含め、約15隻のロシア海軍艦船が滞在しています。
当然、これらの艦船はロシア海軍地中海作戦連合部隊の指揮下で行動しています。

フリゲート「アドミラル・エッセン」(黒海艦隊):2018年3月13日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(黒海艦隊):2017年12月2日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
潜水艦「ヴェリキー・ノヴゴロド」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
潜水艦「コルピノ」(黒海艦隊):2017年9月初頭から地中海東部に滞在
海洋掃海艦「ヴィツェ・アドミラル・ザハリン」(黒海艦隊):2018年2月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
中型偵察艦「エクヴァトル」(黒海艦隊):2018年2月6日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊):2018年4月13日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型揚陸艦「オルスク」(黒海艦隊):2018年4月15日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
貨物船「アレクサンドル・トカチェンコ」(黒海艦隊):2018年4月13日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
対水中工作艇「キネリ」(黒海艦隊):2018年3月30日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊):2018年1月29日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
救助曳船SB-729(黒海艦隊):2018年2月21日にボスポラス海峡を南下、地中海入り
工作船PM-138(黒海艦隊):2018年3月8日にボスポラス海峡を南下、地中海入り

この内の潜水艦フリゲートは、地中海東部に居る西側(NATO)海軍の軍艦を監視しており、4月14日頃には、この海域に居たブリテン海軍最新鋭原潜「アスチュート」級(艦名不明)を追尾していたようです。

「アスチュート」級は、2010年に1番艦が就役したブリテン海軍の最新鋭原潜であり、現在までに3隻が就役し、今後、2024年頃までに更に4隻の就役が予定されています。
(つまり、合計7隻)


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ロシア海軍は、4月11日以降、地中海東部で射撃演習を実施しています。
『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2018年4月11日13時6分配信
【ロシア海軍は地中海で艦船グループの演習を始めた】
具体的な演習の実施期間は、4月11日~12日、4月17日~19日、4月25日~26日です。
演習実施時間は、それぞれモスクワ時間で10時から18時までとなっております。
(日本時間だと16時から24時まで)
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