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ロシア海軍太平洋艦隊の戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦アレクサンドル・ネフスキーはダメージコントロール訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年4月19日8時51分配信
【太平洋艦隊の原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は海上で生存への対処(ダメージコントロール)演習を実施した】

カムチャツカの海上戦闘射爆場で太平洋艦隊戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦「アレクサンドル・ネフスキー」は、船体へ損傷を受けたという想定下での艦の生存への対処(ダメージコントロール)演習を実施した。

水中巡洋艦の生存への対処は、仮想敵潜水艦から艦が攻撃されたという想定下の双務戦術演習の実施期間中に取り組まれた。

ダメージコントロール中に水中巡洋艦の要員は、仮想損傷区画の気密の規定化、個人保護手段の着用、更には中央監視所と非常用セクションの要員との組織的連携へ取り組んだ。

この他、潜水艦の非常事態グループは、火災の局限化及び鎮火、区画への注水の実地技量の向上へと進む。



ロシア海軍第4世代原子力潜水艦プロジェクト955「ボレイ」戦略用途原子力水中巡洋艦の2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工され、2010年12月6日に進水し、2013年12月23日にロシア連邦海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]

2015年9月30日にカムチャツカヴィリュチンスク基地へ到着しました。
[ロシア海軍新世代戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ半島の原潜基地へ到着した]

その後はオホーツク海での戦略核パトロール任務に就いています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の最新戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは任務を終えて帰投した]


ヴィリュチンスク基地へ到着後、その動向は殆ど明らかにされていない「アレクサンドル・ネフスキー」ですが、2018年4月16日には、同型艦「ウラジーミル・モノマーフ」と対決方式の『決闘』演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊のボレイ級戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフとアレクサンドル・ネフスキーはカムチャツカ沖で『決闘』を行なった]

4月19日には、敵の潜水艦の攻撃を受けたという想定下での艦内の各種ダメージコントロールの訓練を行ないました。
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