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ロシア海軍太平洋艦隊の高空迎撃戦闘機MiG-31の新人パイロットの雲中飛行訓練が行なわれた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年4月28日5時53分配信
【カムチャツカの太平洋艦隊海軍航空隊の戦闘機MiG-31の新人乗員は初めての雲中飛行へ取り組んだ】

カムチャツカでは、太平洋艦隊海軍航空隊独立混成連隊の対空防衛の為の戦闘当直に就く新人戦闘機飛行士の計画訓練が続けられている。

半島へ到来した猛吹雪という条件下で、高空迎撃戦闘機MiG-31の乗員は雲中飛行を実施した。

複雑な気象条件で日中及び夜間に、飛行士は制限された視界で、計器による操縦、低い雲での離着陸、更にはグループ連携へ取り組んだ。

新人飛行士の訓練は、常に航空連隊の経験豊富な指導員の監督の下で行なわれている。

雲中飛行の実行は、対空防衛の為の戦闘当直に就く迎撃戦闘機MiG-31乗員の訓練の重要な要素である。



[高空迎撃戦闘機MiG-31(ロシア太平洋艦隊)]
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カムチャツカ半島エリゾヴォ飛行場には、太平洋艦隊海軍航空隊迎撃戦闘機MiG-31(第865独立戦闘機航空連隊)が駐留しています。

エリゾヴォ基地
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エリゾヴォ基地MiG-31
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このMiG-31は、元々はロシア防空軍に所属していたのですが、防空軍空軍と合併した後の1998年7月1日に海軍航空隊へ移管されました。
(第865独立戦闘機航空連隊は1989年にSu-15からMiG-31へ機種改編)

現在は、約30機のMiG-31が配備されています。


最近、エリゾヴォ飛行場MiG-31部隊へ新人パイロットが着任したらしく、現在は、この新人達の訓練に力を入れているようです。


なお、MiG-31を開発したロシア航空機製造会社『ミグ』は、MiG-31の後継機MiG-41の開発に着手しています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年6月14日9時59分配信
【ロシアはMiG-31を代替する新たな迎撃戦闘機の開発を始めた】

ミグ社は、MiG-31を代替する「遠距離迎撃将来航空複合体」の概念設計を行なっています。

MiG-41は、単なるMiG-31の改良発展型ではなく、全く新しい設計の迎撃戦闘機となります。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年8月22日17時17分配信
【迎撃戦闘機MiG-41は宇宙で動作できる】
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