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近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは最新高射ミサイル複合体ポリメント-リドゥートを装備する

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『タス通信』より
2018年4月30日9時1分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」は長距離対空防衛システム「ポリメント-リドゥート」を受け取る】
モスクワ、4月30日/タス通信

ロシア唯一の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化の際に兵装として長距離海上高射ミサイルシステム「ポリメント-リドゥート」を受け取る。
『タス通信』造船業界の情報提供者より伝えられた。

「パーンツィリに加え、艦には、長距離対空防衛システム~最新の複合体ポリメント-リドゥートの設置が計画されています」
『タス通信』
は情報提供者より伝えられた。
現在、「クズネツォフ」は、近距離で動作する対空防衛複合体「キンジャール」及び「コールチク」のみを持っている。

コンツェルン『アルマーズ-アンテイ』(「ポリメント-リドゥート」の開発会社)は、情報提供者から提示された情報にコメントしなかった。

以前にロシア連邦海軍副総司令官ヴィクトール・ブルスクが述べたように、「クズネツォフ」の作業は5月に始まり、艦は新たな近距離動作ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を受け取る。
ブルスクによると、艦には更に、新たなボイラー及び新たな飛行支援システム、具体的には着艦、観測、管理システムが設置される。
海軍は、航空母艦の戦闘編制への受け入れは2021年になると見込んでいる。

造船業界の他の情報提供者が『タス通信』へ説明したように、艦の発着艦支援設備は、航空機拘束装置、無線標識群、信号設備が交換され、更に「クズネツォフ」は、全ての通信システムを交換する。
これについて情報提供者は指摘した。
「航空母艦の打撃ミサイル複合体グラニートの交換は有りません」

[「ポリメント-リドゥート」と「アドミラル・クズネツォフ」]
「ポリメント-リドゥート」
は、垂直発射の艦載ミサイルシステムである。
公開情報によると、システムは、最大で150kmまでの距離の空中目標を撃破する高射ミサイル9M96MDの使用が可能である。
具体的には、複合体はプロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」へ設置されており、今夏には試験を完了しなければならない。

プロジェクト11435重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア海軍の唯一の航空母艦である。
1982年~1990年に『黒海造船工場』(ニコラエフ、ウクライナ)で建造された。
満載排水量は59000トン、全長306メートル、全速航行速力29ノット。
設計では、航空グループには26機の戦闘機と24機のヘリコプターが含まれている。



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ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」(1991年1月20日就役)は、2016年10月15日から2017年2月8日に掛けて6度目となる地中海への遠距離航海を行ない、シリア沖まで進出しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

「アドミラル・クズネツォフ」は、これ以前にも5回の地中海遠征を行なっています。
[第1次地中海遠征(1995年12月8日出港、1996年3月22日帰港)]
[第2次地中海遠征(2007年12月5日出港、2008年2月3日帰港)]
[第3次地中海遠征(2008年12月5日出港、2009年3月2日帰港)]
[第4次地中海遠征(2011年12月6日出港、2012年2月16日帰港)]
[第5次地中海遠征(2013年12月17日出港、2014年5月18日帰港]


「アドミラル・クズネツォフ」機動部隊は2016年10月上旬にシリア沖へ到達し、2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。


シリア沖への遠距離航海から1年後、2018年2月23日の「祖国防衛者の日」クレムリン宮殿で開催された国家表彰授与式において、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、「アドミラル・クズネツォフ」ウシャコーフ勲章を授与しました。

『タス通信』より
2018年2月23日14時24分配信
【プーチンは祖国防衛者の日に国家表彰を授与した】

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[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

今後、「アドミラル・クズネツォフ」は寿命を延長する近代化改装が行なわれます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、ムルマンスク『第35艦船修理工場』になります。

『第35艦船修理工場』(ムルマンスク)
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システム、航空機管制複合体、火災探知システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍将来汎用揚陸艦の為の新たな戦闘情報管理システムが開発される]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな航空機管制複合体を装備する]
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな火災探知システムを装備する]
機関(蒸気タービン)自体は変更されませんが、蒸気発生用のボイラーは8基全てが交換されるようです。

近代化改装を終えた「アドミラル・クズネツォフ」は、少なくとも20年間の就航が可能となります。
つまり、2040年頃までは現役に留まるという事です。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフは近代化改装後、少なくとも2040年まで現役に留まる]

以前には「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まる予定でしたが、2018年に延期されました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスク艦船修理工場で2018年から始まる]

プロジェクト11435重航空巡洋艦(アドミラル・クズネツォフ)を設計した『ネフスキー計画設計局』は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装案を作成しています。
[ネフスキー計画設計局はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装の為の準備を進めている]
「アドミラル・クズネツォフ」には、新たな淡水化装置が設置されます。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の契約は2018年4月23日に締結されました。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の契約は締結された]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装工事は2020年末に完了し、2021年初頭以降に洋上試験を行ない、同年半ば頃に艦隊へ復帰する予定です。
[ロシア海軍北方艦隊のウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2020年末に近代化改装を完了し、2021年に復帰する]
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは2021年にロシア海軍へ復帰する]

「アドミラル・クズネツォフ」は、近代化改装により新型の高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」が装備されます。
[近代化改装されるウシャコーフ勲章授与・重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは新たな高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mを装備する]


そして更に、「アドミラル・クズネツォフ」には、新型の高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の装備も計画されている事が明らかにされました。
ただし、非公式筋からの情報ですが・・・
[ロシア海軍の新世代艦対空ミサイル「リドゥート」/「ポリメント・リドゥート」]

高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍新型フリゲート・プロジェクト22350(「アドミラル・ゴルシコフ」型)で初めて採用される最新の高射ミサイル複合体であり、長射程から短射程まで様々な高射ミサイルを使用できます。
[プロジェクト22350フリゲート(アドミラル・ゴルシコフ型)]
これを「アドミラル・クズネツォフ」に装備するとなると、既存の高射ミサイル複合体「キンジャール」(8連装回転式垂直発射機24基)と交換する事になるでしょう。
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「ポリメント-リドゥート」を装備するのなら、その管制用レーダーである4面フェーズドアレイレーダー「ポリメント」も装備しなければなりません。
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これは、現在、「アドミラル・クズネツォフ」の艦橋に設置されている4面フェーズドアレイレーダー「マルス・パッサート」と交換される事になるでしょう。

プロジェクト22350フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」
艦首130mm砲塔の後ろにある垂直発射機が「ポリメント-リドゥート」発射機
艦橋に装備されているのが4面フェーズドアレイレーダー「ポリメント」
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近代化改装される「アドミラル・クズネツォフ」は、ロシア海軍新世代水上戦闘艦に匹敵する強力な対空防衛能力を有する事になるようです。
自分自身のみならず、付き従う護衛艦や支援船も護る事が可能な対空防衛能力を・・・
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