ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2018年5月26日11時0分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はカンボジアへの非公式訪問を完了した】
モスクワ、5月26日、インタファクス-AVN
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、土曜日にコンポン・ソム港(カンボジア)への寄港を完了した。
『インタファクス』は太平洋艦隊の代理人ニコライ・ヴォスクレセンスキー2等海佐より伝えられた。
「停泊期間中、支隊指揮官オレグ・コロリョーフ1等海佐と艦長は同港総取締役、プレアシアヌク県知事、シアヌークビル市市長、更にはペアム海軍基地司令官を訪問しました」
彼は説明した。
彼によると「ペアム海軍基地地域で、太平洋艦隊戦闘艦支隊及びカンボジア海軍の対テロ部隊の海賊対処へ指向された合同演習が実施されました」
コンポン・ソム港から太平洋艦隊戦闘艦支隊が出た後、太平洋艦隊及びカンボジア海軍の艦船は、組織的通信及び海上での合同戦術機動の合同演習を実施した。
太平洋艦隊の艦船は、5月22日にコンポン・ソムへ到着した。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]
5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

太平洋艦隊艦船支隊は5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
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