タイを訪問中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは一般公開された

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省情報・マスコミュニケーション部発表
2018年5月28日6時54分配信
【タイの大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」を約1000名が訪れた】
タイ王国への非公式訪問の枠組みで太平洋艦隊戦闘艦支隊司令部が開催する「扉の開放」日に、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」を約1000名の住民及びゲストが訪れた。
艦へは更に、王国に滞在する外国のロシア大使館員と、その家族が訪れた。
本日、ロシア艦船支隊指揮官オレグ・コロリョーフ1等海佐と随員は、「サッタヒープ」海軍基地司令官への公式な表敬訪問を行なった。
同日午後、太平洋艦隊将兵は、タイ王国のロシア連邦特命全権大使キリール・バルスキーの歓迎式典を開催する。

訪問の枠組みで、太平洋艦隊とタイ海軍の船員の間の親善試合の開催が計画されている。
ロシア将兵の為、更にタイ海軍の軽航空母艦「チャクリ・ナルエベト」の見学が計画されている。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、5月27日にタイ王国へ非公式訪問の為に到着した。
訪問は5月31日まで続く予定である。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]
5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

太平洋艦隊艦船支隊は5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった]
翌5月27日、隣国タイのサッタヒープ港へ入港しました。


[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープを訪れた]
5月28日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はサッタヒープで一般公開されました。
「アドミラル・トリブツ」は、2014年からウラジオストクで近代化改装を行ない、2016年7月に艦隊へ復帰しています。
[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]
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