ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープ港を去った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2018年5月31日5時50分配信
【太平洋艦隊艦船支隊はタイ訪問を完了した】
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、中型海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、5月27日に非公式訪問の為に到着したサッタヒープ港(タイ)への寄港を完了した。
停泊期間に艦船支隊指揮官オレグ・コロリョーフ1等海佐と随員は、「サッタヒープ」海軍基地司令官への公式な表敬訪問を行ない、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」艦上では、タイ王国のロシア連邦特命全権大使キリール・バルスキーの歓迎式典が開催された。
太平洋艦隊とタイ海軍の将兵はサッカーの親善試合を開催した。
更にタイの船員は、ロシアの同僚の為に軽航空母艦「チャクリ・ナルエベト」の見学旅行を開催した。
太平洋艦隊艦船はタイを去り、遠距離航海任務の遂行を続ける。
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)と「アドミラル・トリブツ」(564、1986年2月15日就役)、そして中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年10月1日就役)から成る太平洋艦隊艦船支隊は、2018年5月7日にウラジオストクを出航し、アジア-太平洋地域への遠距離航海へ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]
太平洋艦隊艦船支隊は、ロシア連邦の祝日である5月9日の『勝利の日』(対独戦勝記念日)を日本海で迎えました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは日本海で対独戦勝記念日を祝った]
同日(5月9日)に対馬海峡を通過し、東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツは対馬海峡を通過して東シナ海へ入った]

その後、太平洋艦隊艦船支隊はフィリピン海へ入り、艦載ヘリコプターKa-27PLを使用した演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフとアドミラル・トリブツはフィリピン海で演習を行なった]
5月22日にカンボジアのシアヌークビル(コンポン・ソム)を訪れました。

太平洋艦隊艦船支隊は5月26日にシアヌークビル(コンポン・ソム)を出航し、カンボジア海軍と合同演習を行なった後、同国を去りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はコンポン・ソム港(シアヌークビル)を抜錨し、カンボジア海軍と合同演習を行なった]
翌5月27日、隣国タイのサッタヒープ港へ入港しました。


[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はタイのサッタヒープを訪れた]
5月28日、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」はサッタヒープで一般公開されました。
[タイを訪問中のロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは一般公開された]
そして5月31日に太平洋艦隊艦船支隊はサッタヒープ港を去りました。
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